ティキタカ
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ティキタカ

 

サッカーではさまざまな戦術があります。その中でショートパスを主体に、ボールをつなぎながら攻めることをティキタカと言います。この言葉の由来は、時計の針の音です。華麗で正確なパスワークをなぞらえています。スペイン語では時計の針の音をティキタカと表現するため、そこから来ています。

 

この戦術に代表されるのが、バルセロナやスペイン代表です。特にスペイン代表のミッドフィルダーは、170cm前後の選手が多く、体格だけでいったら日本代表と同じくらいです。しかし流れるようなパスワークで相手の守備を崩し、EURO2008、2010年ワールドカップ、EURO2012と主要国際大会を3連覇して話題になりました。

 

その後日本をはじめとして、スペイン代表の細かなパスをつなぐプレーが美しいと、様々なチームでマネされるようになりました。しかしマネをするには、そもそも個人のパス技術がないと成り立ちません。流れるようなパスワークは、それほど高い技術です。

 

ボールをワンタッチで回して、ゲームを支配します。もしボールを失わなければ、いつまでも攻撃を続けることができます。そして動きながら、狭いスペースに走り込み、正確なパスを出す、簡単にやっているようでかなり難しいです。

 

2014年ワールドカップの日本代表も、同様の戦術を取りましたが、思うような結果を残せませんでした。それほどパスをつなぎながら、ボールをキープし続けるのは難しいことなのです。

 

ちなみにスペイン代表と同じ時期にバルセロナのパス回しもティキタカだと話題になりました。当時のスペイン代表は、バルセロナから多くの選手が選ばれていたので、戦術もかぶっていた部分もありますが、ティキタカ=バルセロナのイメージが強いです。

 

しかし間違ってはいけないのは、パス回しをすることが目的ではありません。あくまでもゴールのためのパスをつなぐことが大事なのです。ゴールをするための手段としてパスがあるのであって、パスが目的になっては意味がありません。

 

2014年の日本代表は、格下相手には強かったですが、パスを回してばかりだと、格上の国には通用しませんでした。それは個人の技術の他に、パスを回してボールをキープすることで、攻めていると勘違いをしていたのではないかと思います。ゴールを取れなければ勝てないことが、サッカーの本質です。

 

 

ロンド
パス回しの戦術をティキタカと言いますが、同じような言葉でロンドもあります。バルセロナをはじめ、世界的なクラブの練習でも取り入れられています。ロンドとは鳥かごという意味です。


決められたエリアの中に多くの選手が円になって、その中に2人ほど配置します。外の選手は、中にいる選手に取られないように、パスを回します。中にいる選手はパスカットをしたら、パスを出した選手と交代です。パスカットができなければ、いつまででも続きます。

 

シンプルなパス回しの練習ですが、試合でも役立ちます。決まったエリアの中で動きながらパスを受けることが重要で、ゆっくりボールを回していると、中にいる選手に取られてしまいます。ディフェンダーのプレッシャーを回避しながら、最速でボールを回すのが、レベルの高いロンドです。

 

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