相手を削る
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相手を削る

 

サッカーでよく使われる言葉に「相手を削る」があります。これは実際に何かを削るわけではなく、表現として使われる言葉です。守備のときに、攻撃してくる相手を強引に止めにいくときにサッカーではよく使われます。

 

スライディングやタックルでボールを奪おうとしたとき、相手のボールに触れないとファウルになってしまいます。しかしこの相手を削る場合には、ボールではなく相手の足に直接いって強引に止めるときに使います。つまり削るというのは、ファウルしてでも相手を止めにいくことです。足にいっているため、選手も当然ファウルを覚悟しています。

 

 

なぜファウル覚悟でも止めにいかなければならないかというと、相手の選手が上手すぎた場合、簡単にゴールを決められてしまう恐れがあるからです。そのためよく削られる選手というのは、足が速くてドリブルが上手い選手、テクニックがある選手に対して行います。

 

バルセロナのメッシやネイマールなどのテクニックのあるスター選手ほど、相手選手に狙われます。ディフェンダーのレベルが低いと、まともに守備をしても、ドリブルで抜かれてしまうため、ファウルをしてでも止めにいく必要があります。

 

能力の高い選手が勢いづくと、相手チーム全体に勢いが出てしまうため、削ることは威嚇の意味でやることもあります。相手のキープレイヤーに調子づかせないために強いスライディングやタックルを行っていくのです。

 

また相手の得点チャンスを潰すつもりで、相手を削りにいくときもあります。このようなプレーはイエローカードの対象になりますが、得点されるくらいならイエローカードをもらった方がいいという考え方です。

 

すでに同じ試合で1枚もらっていると、2枚目のイエローカードで退場になってしまうため、まだイエローカードをもらっていない選手が行うことが多いです。1点が貴重なサッカーで勝つためには、こういったプレーも大事になってきます。

 

 

現代サッカーでは、球際の強さが大事だと言われています。球際の強さというのは、ボールを持っている選手に対して、体を張ってボールを奪いにいくことです。日本代表のハリルホジッチ監督も、日本人には球際の強さがないといつも言っています。

 

ディフェンダーや守備的ミッドフィルダーは特に大事ですが、マークをするときに相手の近くにいるだけでは、ボールを奪うことができないため、全く意味がありません。ボールを持っている相手に対して、力ずくで奪いに来るのは、攻撃側からしてもやりにくいものです。そのため相手にとってイヤなプレーをしていかなければなりません。

 

サッカー選手は比較的体が細いイメージがありますが、試合では球際や競り合いなどで体をぶつけることが多いため、フィジカルが強い方が有利になります。体が大きければいいというわけではなく、体格の良さや体幹の強さが重要です。サッカーでのフィジカルは、押されたりしても倒れない強さのことを言います。

 

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