ダービーマッチ
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ダービーマッチ

 

サッカーで使う言葉に「ダービー」があります。テレビのスポーツニュースでも使われることがありますが、これはリーグ戦などで、同じ都市を拠点にするチーム同士が戦うことを言います。

 

リーグ戦ではさまざまななチームと戦うことになります。例えばJリーグでは、J1に18チームあるため、全17チームと総当たり戦で戦います。対戦相手のスタジアムで開催される試合もあるため、日本全国をまわるのですが、中には同じ都道府県内や同じ都市にホームタウンを構えるチームとの対戦もあります。これをダービーマッチと言います。

 

日本で有名なダービーマッチは、同じさいたま市に拠点がある浦和レッズと大宮アルディージャです。Jリーグではホーム&アウェー方式により、それぞれのホームで開催されるため、浦和レッズホームと大宮アルディージャホームで1年に2回対戦があります。

 

その他にもガンバ大阪とセレッソ大阪の大阪ダービーがあります。2016年まではガンバ大阪がJ1で戦っていたのに対して、セレッソ大阪はその下のカテゴリーになるJ2にいました。しかし2016年の最後にJ1昇格を果たしたため、2017年シーズンからは大阪ダービーが実現します。

 

Jリーグの場合は、基本的にホームタウンの応援が盛り上がります。もし東京と九州が対戦したら、遠くまで応援にいかなければならないため、サポーターは簡単には応援に行けません。しかし同じ都市で開催されるときには、両チームの選手が応援に行くことができるため、盛り上がりもひとしおです。

 

またサポーターにとってもライバルとなるチームに対しては、当然選手にとっても負けられない想いが強いです。そういったライバル関係がチーム同士の対戦だからこそ、ダービーマッチはより一層盛り上がると言えます。

 

 

海外のダービーマッチ
ダービーマッチは日本だけで行われるわけではありません。海外でも存在します。ヨーロッパの大きなダービーマッチだと、その国だけでなく、ヨーロッパや世界中に放送されるため、日本のJリーグとは比べものにならないくらい盛り上がります。そこで世界的に有名なダービーマッチをいくつかご紹介します。

 

1.マンチェスターダービー
イングランドのマンチェスターに拠点を持つ2チームの戦いです。そのチームは、マンチェスターユナイテッドとマンチェスターシティで、どちらも100年近い歴史のあるチームです。マンチェスターユナイテッドは、言うまでもないほどの世界的なビッグクラブです。

 

ベッカムをはじめ、そうそうたる世界的なプレイヤーを輩出した名門クラブです。香川真司選手も在籍したことがありました。最近でも毎年100億円近い予算をかけて、トッププレイヤーを獲得しています。今も昔も優勝争いを演じている強豪クラブです。

 

そのため以前まではマンチェスターユナイテッドの方が強く、リーグ戦でも常に優勝を争っていました。一方のマンチェスターシティの方は中堅クラブで、降格はしないものの、優勝を争えるだけの戦力はありませんでした。

 

しかし2008年にアラブの投資グループがマンチェスターシティを買収。それ以降、選手を獲得するために毎年多額の投資をして、有名選手をかき集めてきました。そして2012年には、44年ぶりにリーグ戦に優勝するなど、着々と実力をつけてきたクラブです。

 

世界的な有名選手と有名監督を招き入れて、現在ではマンチェスターユナイテッドに勝るとも劣らない実力をつけています。イングランドリーグ屈指のレベルにある2チームのダービーマッチはより一層白熱したものになります。

 

 

2.ミラノダービー
マンチェスターダービーとは反対に、最近クラブのレベルが落ちてきたのが、イタリアのミラノダービーです。イタリアのリーグ戦であるセリエAの名門クラブであり、ミラノにホームタウンがあるACミランとインテルミランの一戦をミラノダービーと言います。

 

ACミランは本田圭佑選手、インテルは長友佑都選手が所属しているため、日本でもお馴染みのクラブだと思います。2つともヨーロッパでも有数のトップクラブだったのですが、最近ではどちらもヨーロッパ中堅クラブに成り下がっています。セリエA優勝も夢のまた夢になってしまいました。

 

その理由としては、予算が無いため世界的な選手を獲得できなかったことです。特にACミランは、選手獲得に予算を使わず、契約切れの選手を移籍金ゼロで集めていました。しかもそれまでチームを支えてきたスター選手も、お金欲しさに他のクラブに売却してしまったのです。ちなみに本田圭佑選手も移籍金ゼロで加入しています。

 

スター選手がいないミラノダービーは、昔と比べると魅力半減です。最近のセリエAはACミランやインテルが弱いため、ライバルであるユベントスが独走状態でつまらなくなっています。ミラノの2チームが強くないと、セリエAは盛り上がらないため、なんとか頑張って欲しいところです。

 

 

3.エル・クラシコ(スペインダービー)
ここからはダービーマッチでも、ナショナルダービーです。同じ都市同士ではなく、国を挙げて盛り上がる伝統の一戦のことを言います。特にスペインではレアルマドリードとバルセロナの一戦は、世界中で注目されています。世界一有名なダービーマッチと言っても過言ではありません。

 

レアルマドリードとバルセロナは、チームだけでなくサポーターもライバル関係です。特にホーム開催のときに負けることは、サポーターが許さないでしょう。レアルマドリードのスタジアムは8万人、バルセロナは9万人以上収容できるため、悪いプレーには容赦ない大ブーイングが浴びせられます。

 

このライバル関係にある両チーム同士の移籍はタブーとされています。戦力外になった選手の移籍だと問題ないのですが、スター選手の移籍だと大変なことになります。2000年に当時バルセロナのスーパースターだったルイス・フィーゴがレアルマドリードへと移籍したことがありました。そのときのサポーターからの激しさは後にも先にもこれだけです。

 

バルセロナホームの試合で、レアルマドリードに移籍したフィーゴがボールを持つたびに、ファンから大ブーイングが浴びせられました。テレビで見ていても大ブーイングがわかるくらいだったので、実際のスタジアムでは相当すごかったのでしょう。

 

フィーゴがコーナーキックを蹴ろうとすると、フィーゴを目がけて観客席から物が投げ込まれてきました。ゴミやペットボトルだけでなく、豚の頭とかもありました。あまりにも酷すぎていったん試合が中断するほどでした。

 

ダービーマッチというのは、これほどまでに白熱する試合であり、選手にとってもサポーターにとっても、絶対に負けられない戦いです。海外の激しさを知ってしまうと、日本でのダービーマッチも盛り上がるとは言っても、まだまだ物足りなさを感じてしまいます。

 

 

4.イタリアダービー
先ほどお話したユベントスとインテルの試合をイタリアダービーと言います。これも両チームのホームタウンは違うため、ナショナルダービーになります。インテルもユベントスもイタリアの名門クラブです。

 

50年前の頃は、ユベントスとインテルが2強でした。さらに10年以上前はどちらもスーパースターを多く抱えて、本当に強かったです。しかし2006年にセリエAで八百長スキャンダルが発覚しました。当時のユベントスGMが審判を買収したことで、ユベントスがセリエBへの降格処分になりました。

 

ユベントス史上初の降格処分に、多くのスター選手がチームを離れていきました。その後1年でセリエAに復帰してからは、どんどんと選手を補強してヨーロッパでもトップレベルになりました。一時期はセリエBに落ちるなどもありましたが、今では昔の強さが戻って、セリエAではぶっちぎりの強さを持っています。

 

一方のインテルは、セリエBに落ちていない唯一のクラブです。しかし先ほどもお伝えしましたが、レベルが落ちてしまいました。ACミランほどではないにしても、スター選手が少ないため戦力としてはユベントスに落ちます。それでもセリエA上位に食い込むほどの力はあるため、見応えのある試合が期待できます。

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