ワールドカップの開催方式
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ワールドカップの開催方式

 

ワールドカップではまず、グループリーグで対戦することになります。32ヶ国の出場国を、4チーム×8グループに分けて、総当たりのリーグ戦を行います。勝つと勝ち点3、引き分け1、負けは0です。最終的に勝ち点が多い上位2チームが、決勝トーナメントに進出できます。

 

8グループの分け方は抽選で決めます。ここでもし強い国ばかりが4チーム集まってしまうと、2チームは必然的に敗退してしまうため、これではフェアではありません。そこで抽選を始める前に、まずはシード国を8つ選ぶことになります。

 

FIFAランキングの上位国を選び出して、シード国とします。たいていは、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、スペインなどが入ります。ただし開催国は特権として、シード国に含まれます。そのため強いシード国とは、グループリーグでは当たらないようになります。

 

開催国は最低でもベスト16には進めるように配慮されているためです。さらに開催国は、抽選の最初にAグループの1番で固定されて、開幕戦を行います。過去の大会では、2010年の南アフリカ大会だけ、開催国がベスト16に進めなかったのですが、それ以外は日本と韓国を含め、全てベスト16以上になっています。

 

開催国はA組になるため、その他のシードになった7チームを、BからHのグループにまずは抽選で振り分けます。そしてその後、残った24ヶ国の抽選を行います。この時のルールとして、同じ大陸の国同士の対戦はありません。

 

例えば日本だとアジア代表のため、同じアジアの韓国やオーストラリアなどは対戦することはありません。ただしヨーロッパの場合は、参加国が多いため、1グループに最大2ヶ国までとなります。そうした配慮をしながら抽選が行われていきます。

日本代表が目指すべきは、このグループリーグを突破して、ベスト16に入ることです。日本だけに限らず、中堅国はまずベスト16が目標になります。日本は過去5回出場していますが、グループリーグを突破できたのは2回だけしかありません。2002年日韓大会と2010年南アフリカ大会です。

 

2002年は開催国だったため、日本と韓国はシード権がもらえました。そのためグループリーグでは、ブラジル、アルゼンチン、フランス、ドイツなどとは当たらなかったのです。そして日本はロシア、ベルギー、チュニジアとそれほど強くない国だったため、2勝1分けでベスト16に進出できました。

 

2010年のときは日本にシード国ではなかったため、シード国であるオランダのグループに入りました。オランダには負けてしまったのですが、残りのデンマークとカメルーンには勝利して、2勝1敗でベスト16に進出しました。

 

今後のワールドカップで、日本がベスト16に進出するために重要になるのは、シード国以外の2チームに勝つことです。グループリーグで2勝すれば、ほぼ間違いなくベスト16になれます。シード国には引き分けで、勝ち点1を取れたらラッキーだと思うべきです。

 

2014年ブラジル大会では、シード国はコロンビアと同じグループになりましたが、1-4で完敗でした。サッカーの知らない人はコロンビアの強さを知らないため、マスコミは喜んでいましたが、ハメス・ロドリゲスにやられました。日本は南米のチームに弱いため、どこのシード国と同じになるのかは重要です。

 

そして2018年では再びコロンビアと対戦したものの、今度は2-1で日本が勝利しました。続くセネガルには引き分けで勝ち点1を獲得し、最終的には2位で決勝トーナメントに進出しています。

 

 

優勝をかけた決勝トーナメント
グループリーグを勝ち上がった16ヶ国で、決勝トーナメントを行います。ここからはどこの国も優勝を目指して戦います。全ての試合が一発勝負になるため、負ければそこでワールドカップ敗退が決まります。90分で決着がつかなければ、30分の延長戦、それでも決まらなければPK戦で決着がつくまで行います。

 

決勝トーナメントの組み合わせはすでに決まっていて、A組1位とB組2位、C組1位とD組2位のように、隣のグループの1位と2位が対戦することになります。ベスト16に進出したことのある日本ですが、決勝トーナメントではまだ1勝もしたことがありません。

それくらい勝つのが大変です。そのためここからは、ヨーロッパと南米の戦いになってきます。シード国同士の対戦など、グループリーグに比べて強豪国同士の対戦もあるため、サッカーが好きな人はここからが面白くなってきます。

 

また決勝トーナメントからは、延長戦になると、シルバーゴール方式で必ず30分やらなければなりません。そのため延長になると、選手の疲労度が増すため、なるべく90分で勝つようにします。

 

そしてベスト4まで進むと、残り必ず2試合あります。仮に準決勝で負けても、3位決定戦も行うからです。3位決定戦は消化試合の意味合いが強く、これまであまり試合に出場していないベンチプレイヤーがスタメンになったりします。しかし3位と4位では、ワールドカップの賞金が違うため、手加減することはありません。

 

決勝戦はワールドカップの優勝がかかった試合になります。優勝と準優勝は全く違うものです。ワールドカップで優勝することは、とても名誉なことです。代表ユニフォームの右胸の協会マークの上に、優勝すると星がつきます。星の数が優勝回数になるため、星がたくさんあることはすごいことです。ブラジルは5回優勝のため、星が5個あります。日本代表のユニフォームにも、いつか星がついて欲しいと思います。

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