帰化した選手の代表選出
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帰化した選手の代表選出

 

ワールドカップに出場したいと思っても、簡単にメンバー入りすることはありません。強豪国であればなおさらです。そのためサッカーでは、国籍を変える選手がいます。これまで持っていた国籍を変えることを帰化すると言います。

 

サッカーで選手が帰化するときには、代表が絡んでいることが多いです。母国では代表に選ばれないため、選手にとって馴染みのある国の国籍を取得して、代表になりワールドカップの出場を目指すことになります。

 

そして最も多いのが、ブラジル人の他国への帰化です。選手層が世界一厚いブラジル代表に選ばれることは難しいため、さまざまな国で帰化しています。やはり選手としては、なんとしてでもワールドカップに出たいわけです。

 

日本代表にもこれまで帰化選手が、ワールドカップに出場したことがあります。過去には呂比須ワグナー、三都主アレサンドロ、田中マルクス闘莉王などがいますが、これらはみんなブラジル人です。ブラジルでは層が厚すぎて代表になれないため、日本国籍を取得して、日本代表としてワールドカップに出場しました。

 

こういった帰化選手は世界中にいます。日本では認められていないですが、中には二重国籍選手も多いです。そうなると、どちらの代表チームに入るのかという問題になってきます。

 

ジエゴ・コスタはチェルシーのエースストライカーですが、ブラジル人でありながら、スペイン国籍を持つ、二重国籍選手になります。一度でもどちらかの代表の公式戦に出場してしまうと、もう国籍変更はできません。

 

ジエゴ・コスタは、ブラジル代表の親善試合に出場していながら、その半年後になんとスペイン代表を選んだのです。この行為にブラジルからは裏切り者と批判を浴びました。2014年ブラジル大会もスペイン代表で出場したのですが、観客席からブーイングを浴びました。

 

ジエゴ・コスタは、スペインに移籍してから能力を認められたヨーロッパで成り上がった選手の一人です。ブラジルで生まれたのですが、愛着のあるスペイン代表を選んだということです。

 

このようにブラジル人からスペイン代表になった選手は多くはないですが、存在しています。マルコス・セナもその一人です。ブラジル生まれだったのですが、スペイン代表でプレーしました。EURO2008では、シャビ、イニエスタ、セスクなどの攻撃的な中盤の中で、ボランチに位置して、中盤の守備に貢献しました。そして念願の優勝を果たしました。

 

 

ヨーロッパに多い帰化選手
このようなブラジル人の帰化選手ですが、スペイン以外でもヨーロッパのさまざまな国で活躍しています。ポルトガル代表のセンターバックのぺぺは、レアルマドリードでレギュラーとして出場していました。

 

またバルセロナ、チェルシーなどで活躍したデコもブラジル人からポルトガル代表になった選手です。デコの場合は、ビッグクラブでプレーする前にすでにポルトガル代表でプレーしていました。

 

イタリア代表であれば、カモラネージ、アマウーリ、チアゴ・モッタなども、ブラジル人からイタリア代表を選択して、ワールドカップに出場しました。これら全ての選手もブラジルから帰化です。

 

日本だけでなく、スペイン、ポルトガル、イタリアなど幅広い国で帰化選手がいます。ヨーロッパの強豪国で代表になれても、ブラジルだと代表に入ることができないため、ワールドカップに出場するためには、他の国の代表になることが早いのです。

 

ジエゴコスタのように、親善試合ではあってもブラジル代表に選ばれる実力がありながら、スペイン代表を選択するのは異例だと言えますが、周りはブラジル代表を目指した方がいいと思っても、そこは本人の想いもあるのでしょう。

 

またジエゴ・コスタやデコは、代表監督から要請されたというのもあります。選手である以上、チームから必要とされることが何よりも嬉しいのかもしれません。

 

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