2026年から48チームに出場国が拡大
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2026年から48チームに出場国が拡大

 

ワールドカップは現在出場枠は32ヶ国ですが、2026年のワールドカップからは、出場国数が拡大することが決まっています。開催地はアメリカ、カナダ、メキシコの共催です。2002年日韓ワールドカップ以来の共催となります。

 

FIFAには211の国と地域が加盟していますが、まだワールドカップに出場したことがない国や地域も多いです。そこで2026年からは、48ヶ国の出場になります。出場国数を12ヶ国も拡大すると、それまでワールドカップとは縁がなかった国も出場できる可能性が高まります。

 

特にアジアやアフリカなどは、現在加盟国数が多いわりに本大会への出場枠が少ないです。アジアだと強豪国の日本、韓国、オーストラリアなどは出場できますが、それ以外のイラン、サウジアラビア、UAEなどは簡単には出場できないのが現状です。

 

48ヶ国に拡大すると、アジアの出場枠が現在の4.5から8になる予定です。アジアだけで8ヶ国は出場できるため、日本にとってはワールドカップに出場しやすくなるメリットもあります。その他には、

 

アフリカ5枠→9枠
ヨーロッパ13枠→16枠
北中米カリブ海3.5枠→6枠
オセアニア0.5枠→1枠
南米4.5枠→6枠

 

またFIFAには出場国が増えると、放映権料が増える思惑もあります。特にアジア、アフリカはこれから経済発展していくため、ワールドカップに出場すれば、それだけワールドカップの視聴者が増えることになります。そのためより高額なスポンサー料を獲得することができるようになるため、ビジネス的な考えもあります。

 

実際の本大会のグループリーグでは、これまで8グループだったものが、48ヶ国の出場になると、4ヶ国×12グループに分かれることになります。強豪国は分散され、死の組は出来にくくなるため、全体のレベルが下がって大会の質が低下する可能性もあります。これが48ヶ国に増やすことのデメリットです。

 

 

現在だと決勝トーナメントで勝ち上がっているのは、ほとんど南米とヨーロッパになりますが、出場国が増えても、優勝できる国は限られています。そのためアジア、アフリカで出場した国は、ただ参加するだけになってしまいます。

 

開催国の環境が国によっては、有利に働くこともありますが、頑張ってもベスト8までです。ベスト4になると優勝できる可能性のある国しか残りません。つまり裾野が広がるだけで終わってしまう可能性があるということです。

 

さらに試合数も増えることになるのですが、開催期間は現在の1ヶ月からは伸ばすつもりがありません。期間を延ばすことで、選手のバカンスがなくなったり、ヨーロッパのシーズンに影響してしまうからです。そのため1日で行う試合数が、現在の3試合から増えることになります。これにより開催国の負担も増えることになってしまいます。

 

出場国の拡大はワールドカップだけでなく、他の国際大会でも行われています。2019年のアジアカップからは、16ヶ国の出場枠を24ヶ国に拡大します。

 

EUROはすでに2016年からは、出場枠を16ヶ国から24ヶ国に拡大しました。それによりアイスランド、ウェールズなど初出場ながら躍進。アイスランドは国際大会初出場ながら、ベスト8に進出しました。国の人口はたった31万人しかいないため、これは奇跡に近いです。

 

またレアルマドリードのベイルがいるウェールズ代表は、EURO初出場ながらベスト4になりました。同じイギリスであるイングランドがいつも先をいっていましたが、今回はイングランドがベスト16だったため、上回る結果を残すことができました。

 

このような初出場ながら躍進する国が現れると、ワールドカップがより面白くなります。実際に出場国が増えてみないと、どうなるのかはわかりませんが、結果ワールドカップが盛り上がることが一番重要です。

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