高額なスポンサー料と放映権料
Sponsored Link

高額なスポンサー料と放映権料

 

ワールドカップは世界的なイベントになるため、地域を問わず世界中で放送されています。多くの人が見ているということは、その分動くお金も多いです。

 

多くの人が注目しているため、大企業がワールドカップを広告として利用することがあります。ワールドカップは世界規模のため、世界的に展開している企業がスポンサーになることになります。

 

広告費は高額ですが、認知は広く知れ渡ることになります。またワールドカップの良いイメージを広告として利用できるため、スポーツに協賛しているとして、大きなプラスの効果も期待できます。

 

それもあってワールドカップは賞金もすごいです。2014年ブラジル大会では、賞金総額が586億円になりました。もちろんこれらのお金は、スポンサーが支払っているものから一部回されるため、FIFAのスポンサー収入はそれ以上稼いでいることになります。

 

 

スポンサーの種類
ワールドカップのスポンサーには3種類があります。ちなみに1のFIFAパートナーが、1大会あたり推定170億円、2のワールドカップスポンサーが90億円、3のナショナルスポンサーが40億円と言われています。

 

1.FIFAパートナー
2.ワールドカップスポンサー
3.ナショナルスポンサー

 

現在のFIFAのパートナー企業は6社です。アディダス、コカコーラ、大連万達、ガスプロム、現代自動車グループ、VISAになります。一番新しい中国の万達(わんだ)グループは、2016年にFIFAのパートナー企業となりました。今後のワールドカップでもスポンサーになっていきます。

実はソニーも以前はパートナー企業だったのですが、そのときらFIFAと8年間で330億円の契約していました。2014年大会を最後に契約更新しなかったため、現在はスポンサーではありません。

 

スポンサーは1業種1社になるため、この6社の業種は全て被っていません。FIFAの大会は全てスポンサーに配慮されるため、大会期間中はスタジアム内の広告は全て差し替えられます。

 

横浜に日産スタジアムがあるのですが、FIFAの公式スポンサーは、韓国の現代自動車になります。そのため、クラブワールドカップなどのFIFA公式大会は、横浜国際総合競技場という名前になっています。これは同じ自動車メーカーということで、現代自動車に配慮したものです。

 

ドイツのミュンヘンにあるアリアンツアレーナも、ネーミングライツでスタジアムの命名権を購入したのですが、2006年ドイツ大会期間中は、FIFAの公式スポンサーではないため、スタジアムにある名称のところに布が被せられました。スポンサーからは、高額な広告料をもらっているため、FIFAも最大限の配慮をします。

 

2のワールドカップスポンサーは、大会ごとのスポンサーです。3のナショナルスポンサーは、その国での広告に有効なスポンサーになります。2014年ブラジル大会では、ジョンソン&ジョンソン、マクドナルド、バドワイザーなど、どこも世界的な企業ばかりがスポンサーになっていました。

 

日本マクドナルドでは、ワールドカップの期間中に関連したキャンペーンを行っています。日本でもワールドカップの盛り上がりはすごいため、キャンペーンを展開すれば、かなりの効果が見込めることになります。

 

 

ワールドカップは放映権料もすごい
ワールドカップ期間中は、日本でもNHKや民放の地上波で、日本戦を含む一部の試合が放送されます。一方でスカパーはワールドカップ全試合を生中継をしていました。

 

しかし2014年ブラジル大会では、放映権料があまりにも高騰しすぎたため、スカパーが放映権の獲得を断念したのです。これは当時大きなニュースになりました。1998年のフランス大会では、日本での放映権料が6億円だったのが、2018年ブラジル大会では600億円にまで跳ね上がりました。

2010年の南アフリカ大会では、スカパーが放映権料で100億円も支払ったため、スカパー加入者は全試合生中継で見ることができました。こうすることで、ワールドカップを目的とした新たな視聴者を獲得する狙いがあったのです。

 

2010年大会では総額が250億円だったため、スカパーが100億円を負担して、残りの150億円はジャパンコンソーシアムが負担しました。ジャパンコンソーシアムとは、結局民放5者とNHKが組織するものです。

 

2014年ブラジル大会では、放映権料が400億円に上がったことでスカパーが撤退。これまでスカパーとジャパンコンソーシアムの分担だったものが、ジャパンコンソーシアムが100%のお金を出して放映権を獲得しました。

 

さらに2018年では金額が跳ね上がり、600億円にまで上昇しました。これによりテレビ東京が脱落しています。全64試合のうち、半分が最も多くお金を出しているNHKが放送しています。テレビ局は完全に赤字だそうです。

 

2014年大会以降では、スカパーでの放送が一切なく、全試合どこかの地上波で生中継されていました。1998年フランス大会で6億円だったものが、2018年ロシア大会では600億円になったので、このまま放映権料が高騰し続ければ、将来日本でワールドカップが見れなくなるかもしれません。

 

Sponsored Link