海外サッカー

ヨーロッパサッカーの移籍のルールを解説するよ!

サッカー選手は普段クラブチームと契約してお給料をもらっています。

でもときには違うクラブチームへ行きたいって思うこともあるはずです。

そんなときにはクラブチーム間で選手の移籍が認めらています!

特にヨーロッパでは、選手の移籍に対して様々なルールが存在しています。

そこで今回は、ヨーロッパサッカーの移籍期間やルールについて見ていきましょう。

パンダモくん
パンダモくん
サッカーでは大物選手の移籍も多いんだ!だから毎年選手の移籍もワクワクするんだよ!

移籍の基本:3者合意によって決定する

まずヨーロッパサッカーの移籍の基本について説明します。

クラブも毎年選手を補強しなければ試合に勝つことができません。

そこで他のクラブの選手を吟味して狙いを定めます。

クラブの幹部「あのチームの◯◯という選手をぜひうちのチームに加入させたい!」

選手の移籍は次の手順で進められます。

①その選手を獲得したいクラブから所属クラブへオファーを出す

②オファーを受けたクラブは、選手の放出を認めるかどうかを判断する

③所属クラブがオファーを認めたら、最後に選手と移籍クラブの契約合意があって移籍が成立する

つまり選手の移籍は、関わる3者全て合意が必要になってきます。

  1. 移籍する選手
  2. 新しく移籍するクラブ
  3. 所属していたクラブ

もしこのうち誰か一人がNoを言えば、その移籍は成立しないことになります。

パンダモくん
パンダモくん
選手が移籍したくても所属クラブが頑なに認めないことが多いんだ!良い選手には残って欲しいからね!

選手の移籍にはお金が発生する

移籍には3者合意が必要なので、関わった全員にメリットが必要です。

  • 移籍する選手→ステップアップできる
  • 新しく移籍するクラブ→新たな選手を獲得できる
  • 所属していたクラブ→???

このままでは、所属していたクラブは単に選手を放出しただけになってしまいます。

それではメリットがないため、当然ながら他クラブからの獲得オファーを受けるはずがありません!

そのためサッカーの移籍では、必ず移籍金というのが発生します。

移籍金とは、新たなクラブから所属元クラブに対して支払われるお金

パンダモくん
パンダモくん
移籍金はヨーロッパサッカーでよく出てくるよ!知っておきたい言葉だね!

選手は積極的に移籍したがる傾向にある

サッカー界、特にヨーロッパサッカーでは次のような傾向があります。

選手は移籍を繰り返すことでより大きなクラブでプレーできるようになる

サッカー選手であれば、誰しもがレアル・マドリードやバルセロナでプレーしたいと思っています。

しかしこれらのビッグクラブに子供の頃から入団した選手は、実はそれほど多くありません。

ほとんどが他クラブから引き抜かれて加入した選手ばかりです。

例えばクリスティアーノ・ロナウド選手のこれまでの所属クラブを見てみます。

  1. CDナシオナル(ポルトガル)
  2. スポルティングCP(ポルトガル)
  3. マンチェスター・U(イングランド)
  4. レアル・マドリード(スペイン)
  5. ユベントス(イタリア)

このように様々なクラブを渡り歩くことで、レアル・マドリードでプレーすることができるようになりました。

ここまで順調なステップを踏める選手はそう多くはありませんが、だんだん大きなクラブへ移籍するのが選手にとって理想です。

パンダモくん
パンダモくん
ボクもバルセロナでプレーしたいからステップアップしたい!でもオファーがぜんぜんこない〜

なぜ移籍金が発生するのか?

選手が移籍するたびにお金が発生するのは、他のスポーツではそう多く見られるものではありません。

ではなぜサッカーでは選手が移籍するたびにお金が支払われるのでしょうか?

選手がビッグクラブにステップアップしたいと考えているのと同様に、ビッグクラブも次のように考えています。

他のクラブから良い選手を引き抜いてチームを強化したい

ビッグクラブは世界的に人気のため、お金には困っていません。

  • 選手→ビッグクラブへ移籍したい
  • ビッグクラブ→良い選手を獲得したい

両者の思惑は一致しています。

でも問題なのは、選手を引き抜かれたクラブです。

せっかく選手を育てたのに、簡単に引き抜かれてはたまったものではありません。

そこでフェアにするため、これまで育てたクラブには相応の移籍金を支払うことがルールになっています。

しかもビッグクラブ以外の、中小規模のクラブはたいていお金に困っています。

そのため所属選手を売却することで、得たお金をクラブの運営費に回すことができます。

実はこの移籍金によって、中小クラブ成り立っているということです。

パンダモくん
パンダモくん
大物選手や有望選手だと一人で数十億円のお金が動くんだ!中小クラブにはありがたいお金だよ!

契約満了になると選手は自由に移籍できる

選手が移籍をしたくても、所属クラブが移籍を認めないケースもあります。

所属クラブ「エースが移籍してもらっては困る!絶対によそのクラブには移籍させない!」

このままだと選手はずっと所属クラブでプレーし続けなければいけなくなってしまいます。

しかしヨーロッパでは、あるルールによって選手の移籍が認められることになりました。

それがボスマンルールです!

ボスマンルールとは、選手が所属クラブと契約が終了した場合、その選手は自由に他クラブに移籍することができる

パンダモくん
パンダモくん
1995年にボスマンという選手が裁判で勝ち取った権利なんだ!このあと移籍のルールが大きく変わったんだよ!

通常選手の移籍には、移籍金というお金の支払いがクラブ間で発生します。

ところがこのボスマンルールでは、移籍金ゼロで選手を獲得することができます!

選手とクラブは複数年契約が基本

ボスマンルールによって、ヨーロッパの移籍市場が大きく変わることになりました。

  • 選手→フリーになるため自由に移籍できる
  • 獲得クラブ→移籍金ゼロで選手を獲得できる

ところが一番困るのは、選手が移籍金ゼロで失ってしまう所属クラブです。

このようなことがないようにヨーロッパでは、クラブは選手と3年〜5年などの複数年契約を結ぶことが基本となっています。

そして契約が満了する前に、クラブは選手と新たな契約を延長していくことになります。

パンダモくん
パンダモくん
クラブが移籍を認めないと選手はわざと契約延長しないこともあるんだ!契約満了なら自由に移籍できるからね!

選手の移籍できる期間は決まっている

ヨーロッパにおいて選手が移籍できる期間は、あらかじめ決まっています。

各国リーグによって若干の違いはありますが、大きな違いはありません。

選手の移籍は1年間に2回チャンスがあります!

  1. シーズンオフとなる7月〜8月の2ヶ月間
  2. シーズン中の1月の1ヶ月間

この移籍期間だけ、ヨーロッパのクラブは新しい選手を獲得することができます。

ただし基本的に、移籍が多いのは夏の2ヶ月間です。

なぜならどのクラブも新シーズンに向けて準備を進めているからです。

パンダモくん
パンダモくん
移籍ができるのは、夏と冬の2回しかないんだ!ちなみに大物選手が移籍するのはたいてい夏の期間だよ!

それなら移籍期間は夏の2ヶ月間だけでいいのでは?

このように考えてしまいますが、シーズン途中で選手がケガをしてメンバーが不足することもあります。

こんなときのために冬にも1ヶ月間だけ移籍期間が設けられています。

  • 移籍は所属クラブ、移籍クラブ、選手の3者が合意して行われる
  • 移籍の際にはクラブ間で移籍金が発生する
  • 契約が満了すると選手はボスマンルールにより自由に移籍できる