サッカーでのスポンサー契約
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サッカーでのスポンサー契約

 

クラブの大きな収入源となっているのが、民間企業と契約するスポンサー契約です。企業はクラブに広告として出すことで、そのクラブを通して世間の人に認知してもらうために契約します。このようなスポンサー契約は、クラブごとに行います。Jリーグだと放映権は一括して結ぶのですが、それ以外の広告は各クラブ自由になります。

 

広告がないとクラブ運営が成り立たないため、各クラブは必死にスポンサー探しを行っています。広告は露出度が高いところが人気になります。一番有名なところが、ユニフォームの胸の位置にあるロゴです。ここにある企業は、そのクラブのメインスポンサーになるため、高額なスポンサー料を支払っています。

 

Jリーグの中でも、クラブの規模は大小あり、浦和レッズ、横浜Fマリノス、ガンバ大阪などはテレビでの露出度が高く、日本全国に知れ渡っています。そうなると日本全国に展開している大企業が、クラブのスポンサーになることが多いです。

 

例えば横浜Fマリノスだと日産自動車、ガンバ大阪はパナソニック、名古屋グランパスはトヨタ自動車、柏レイソルは日立など、どこも日本を代表する企業ばかりがメインスポンサーになっています。

 

これが地域のクラブだと、その地域で活動している企業がスポンサーになっています。例えばヴァンフォーレ甲府は、はくばくと言う地元企業、大分トリニータはダイハツ九州など地元企業が支えています。

 

Jリーグのユニフォームは、胸の位置だけでなく表面、裏面、袖、ショーツなど広告が多く入っています。ヨーロッパのクラブのユニフォームでは、ここまで多く広告が入っていません。

 


 

もちろん掲載する場所によって金額が違うわけですが、空いているスペースは広告として販売しているのを見ると、日本とヨーロッパの収入の違いがわかります。ヨーロッパはユニフォームに多く広告を入れなくても、予算が成り立っているわけです。

 

Jリーグはその他ユニフォーム以外にも、トレーニングウェアなどにも広告を入れています。また試合を行うスタジアム内にも広告が多いです。スタジアムに来た観客や、テレビやDAZNで中継されるため、ピッチサイド、ゴール裏、ベンチカバーなど空いていて露出度が高いところは広告枠として販売されています。これらの広告枠を販売することで、クラブの貴重な収益になります。

 

また企業にとっても、スポーツに協賛しているのは良いイメージを与えられ、地域貢献の一つになります。それにより多くの人に、企業の名前をアピールすることができます。

 

地元でだけ展開している企業も、お客様となる地元の人にだけに知られればいいため、地域のJ2、J3クラブであっても問題ありません。予算の少ないクラブは、このように地域のスポンサー企業、サポーターと一緒になってチームを作っています。そして将来的なJ1昇格を目指しているのです。

 

 

世界レベルだとすごい金額
Jリーグのスポンサー料はあまり公表されていませんが、J1でも年間で数億円と言われています。しかし世界的なビッグクラブであれば、スポンサー料の桁が違います。

 

楽天がバルセロナと17-18シーズンから、メインスポンサーになることが決まっていますが、年間で64億円も支払うことになります。その代わり、バルセロナのユニフォームの胸に、楽天のロゴが入ることになります。バルセロナのユニフォームに日本企業が入るのはすごいことです。

 

またイングランドのチェルシーは、横浜ゴムがメインスポンサーとなり、年間73億円を支払っています。その代わりチェルシーのユニフォームの胸には、横浜タイヤのロゴが書かれています。フランスのパリ・サンジェルマンのメインスポンサーであるエミレーツ航空は、年間29億円で契約しています。

 


 

メインスポンサーであれば、CMなどで所属選手を使ったりすることができます。さらにユニフォームが世界的に売れるため、その全てにスポンサー名が書かれています。このようなビッグクラブのスポンサーになるのは、世界的に展開している企業が多いです。

 

ちなみにバルセロナは楽天がメインスポンサーになるわけですが、昔は胸の位置に広告がなかったです。伝統的にユニフォームには、スポンサーを入れることができなかったのですが、バルセロナは2006年から伝統を破りました。それがユニセフとの契約でした。

 


 

ユニセフとスポンサー契約を結んで、ユニフォームの胸にロゴを入れました。さらにバルセロナは、通常のスポンサー契約だとお金をもらうことになりますが、反対にユニセフに1億5000万円以上ものお金を寄付しました。つまりお金を支払って広告を載せていたのです。慈善事業とはいえ、これは世界的に見ても初の試みでした。

 

その後2011年からは、正式なスポンサーとして、カタール航空と契約しました。それからはスポンサー収入を得ています。胸のスポンサーがないことは、それだけ収入が入らないことになります。伝統もあり賛否両論あったものの、結局スポンサー契約を結ぶことを選びました。そんなバルセロナのユニフォームに、2017年から楽天の名前が載ることはすごいことです。

 

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