ボールにICチップを入れる
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ボールにICチップを入れる

 

サッカーでもハイテク化が進んでいます。世界的にトラッキングデータが導入されつつありますが、その他にもボールにICチップを内蔵するようになりました。これによりボールがゴールラインを、超えたかどうかの判断が正確にできるようになりました。技術の進化はすごいです。

 

これまではゴールの判定を、主審や副審が目で見て判断していたのですが、誤審がおきやすかったです。ボールがネットに触れるなど、明らかにゴールであればいいのですが、必ずしもそうとは限りません。ボールが白線を超えるかどうかの微妙なところで、キーパーやディフェンダーがボールを外に出したりすると、判定がわかりにくくなります。

 

そこで審判は主審、副審2人の合計3人で行っていたところを、さらに両サイドのゴールライン近くに審判2名を追加したりして対応することもあります。しかし人間が目で見て判断することには限界もあります。

 

そこでゴールラインテクノロジーが重要になってきます。ボールの中に入ったICチップにより、ボールがゴールラインを完全に超えたら、主審の腕時計に「GOAL」とすぐに表示されてわかる仕組みです。

 

 

大きな大会だと誤審をすると大きなバッシングになるため、ICがゴールを判断することで、審判のプレッシャーも軽減されてサポートされるのはいいことです。ゴール以外のプレーに集中すればよくなります。

 

ゴールラインテクノロジーは、現在ホークアイとゴールレフという2つのシステムがありますが、これは開発している会社が違います。ホークアイはソニーの子会社で、ゴールレフはデンマークとドイツの合弁企業が開発しています。会社が異なるため、システムや技術は違いますが、やっていることは同じです。

 

ゴールラインテクノロジーですが、現在は少しずつ導入が進んでいます。FIFAの大会は積極的に導入されているため、2014年ブラジルワールドカップで採用されました。毎年開催されているクラブワールドカップでも導入されています。

 

Jリーグでの導入はまだ先になりそうですが、ヨーロッパのリーグでは導入が始まっています。イングランドのプレミアリーグ、ドイツのブンデスリーガや、現在ではUEFAチャンピオンズリーグでも導入されています。さらに2018年ロシアW杯でも導入されました。

 

ゴールラインテクノロジーは、審判にとってはゴールの判定が楽になり、チームにとっても、目視よりフェアな判定が期待できるため、良いように思えます。しかし導入がなかなか進んでいかないのは、導入するにはコストがかかるからです。

 

スタジアム1つにつき約20万ドルかかると言われています。予算が豊富にあるワールドカップならいいですが、国内リーグだとリーグ側が負担することになります。予算が多い大きなリーグだと導入も検討できますが、予算規模が小さなリーグだと厳しいと言わざるを得ません。

 

そのため予算が多いFIFA、UEFA、ヨーロッパの主要リーグなどが、まずは導入しています。1点が勝敗を分けるのがサッカーのため、それをわかっているからこそ、多額のコストをかけて導入しています。

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