サッカーの基本ルール

サッカーのVARって何?どんなルール?

サッカーは選手同士が常に接触するスポーツです。

そのためときにはやりすぎてファウルになってしまうこともあります。

ファウルに対してはレフェリーが常にチェックしているのですが、ときに難しい決断を迫られることもあります。

そんなときにサッカーでは、VAR判定が導入されています。

そこで今回は、サッカーのVAR判定について見ていきましょう。

パンダモくん
パンダモくん
VARは2018年頃から本格導入されているんだ!科学の進歩はすごいよ〜
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そもそもサッカーのVARって何?

一般的にVARと言われていますが、正式にはビデオ・アシスタント・レフェリー(Video Assistant Referee)の略です。

プロサッカーの試合を判定するレフェリーはプロの人たちです。

しかし必ずしも全てのジャッジを正確に行うことはできません。

  • レフェリーから死角になってプレーが見えなかった
  • 一瞬すぎて確実に判定するのが難しい
  • 自信を持って判定したものの、相手チームが猛抗議してきた

レフェリーも人間なので、このような状況だと正確な判定は難しいです。

そこで近年導入されつつあるのがVARです。

VARとは映像を使ってプレーを再検証し、より正確に判定すること

VARは2018年ロシアワールドカップで導入されて、急速に広まっていきました。

ちなみにJリーグでは2020年から正式に導入されます。

パンダモくん
パンダモくん
ビデオでプレーを再チェックできると、レフェリーも自信を持って判定できるね!
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VARはビデオルームで常に判定をチェック

VARというと、AIによって自動的にプレーを判定してくれるシステムのような感じを受けます。

しかしそうではなく、人間がビデオを見ながら判定をチェックしています。

そして常駐するVARチームがいる部屋をビデオ・オペレーション・ルーム(VOR)と言います。

パンダモくん
パンダモくん
部屋にはモニターがいっぱい!ここでプレーをチェックしているんだ!

VARのポイントは以下の3点です。

  • VARチームは常に判定をチェックしている
  • 問題があった場合にだけレフェリーにアドバイス
  • 最終的な判断はレフェリーが下す

レフェリーは無線によってVARチームと連絡を取ることができます。

耳に手を当てて無線を聞くレフェリー

そして判定に対してVARチームにアドバイスを求めることも可能です。

しかし最終的な判定は、全てレフェリー(主審)が下す必要があります。

VARはあくまでも判定に対してアシストするだけです。

パンダモくん
パンダモくん
VARはサポートチームみたいなものだよ!だからアシスタントレフェリーなんだ!
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VARが行われる一連の流れ

ここからはVARの流れを見てきましょう。

  1. まずはレフェリーが判定を下す
  2. VARが判定にアドバイスする
  3. レフェリー自らも映像をチェックして再度判定を下す

それでは順番に説明していきます。

1:まずはレフェリーが判定を下す

サッカーの試合中は、判定に対する全ての権限がレフェリー(主審)にあります。

そこでまずはレフェリーが自分の判断で一旦判定を下します。

とはいえレフェリーもこのような時もあるはずです。

「ホイッスルを鳴らしてファウルを取ったけど、正直言ってプレーがよく見えなかったな」

このようなときにレフェリーはVARにアドバイスを求めることができます。

ただしVARはレフェリーをアシストするためのものなので、判定を覆す資格はありません。

またVARは、選手や監督が権利を主張できるものではないので注意が必要です。

パンダモくん
パンダモくん
選手が抗議してVARで再確認しているように見えるけど、本当はVARを主張する権利はないんだ!

2:VARが判定にアドバイスする

レフェリーからVARにアドバイスを求められたら、VORに常駐するチームが再度ビデオをチェックします。

そしてレフェリーに対して判定のアドバイスをすることができます。

ちなみにVARは常に映像をチェックしているため、VAR側からレフェリーにアドバイスすることも可能です。

  1. レフェリーがVARにアドバイスを要求
  2. VARが判定にアドバイスする

このような場合にのみ、プレー映像による再チェックが行われることになります。

3:レフェリー自らも映像を確認して再度判定を下す

VARのアドバイスを聞いたレフェリーは、自らも映像を確認することができます。

これをオン・フィールド・レビュー(OFR)と言います。

そのときにまずレフェリーは、手でビデオ画面を示す長方形のジェスチャーを合図として行います。

そして指定の場所まで映像を確認しに向かいます。

なおレフェリーが判定に自信を持っている場合には、OFRを行う必要はありません。

パンダモくん
パンダモくん
レフェリーが映像をチェックしている間、判定が変わるかもしれないからいつもドキドキするんだ!
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VARを用いるケース

VARは映像を使って判定をアシストしてくれるシステムです。

非常に便利なものですが、試合中に多用することはできません。

理由:VARを利用するたびに試合時間が大幅に遅れてしまうから

そこでVARが用いられるケースは以下の4つの場合のみに限られています。

  1. ゴールに対する判定
  2. ペナルティキックに対する判定
  3. 一発レッドカードになる行為
  4. 間違ってイエローもしくはレッドカードを与えた場合

VARは最小限の干渉で、最大限の効果をもたらすために導入されたものです。

そのため1試合に何十回も行われることはありません。

パンダモくん
パンダモくん
試合を左右するような重大なシーンのみVARが使えるよ!だいたい1試合に1〜2回くらいかな!
  • VARはビデオを使って判定をサポートするシステム
  • レフェリーが求めればプレーの映像を再確認できる
  • ただし最終的な判定はレフェリーが下す必要がある