ポゼッションサッカー
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ポゼッションサッカー

 

チームの攻め方としては、大きく2つに分かれます。一つはゴール前に選手を多く配置して守備を固めて、ボールを奪ったらすぐに攻める戦術です。これをカウンターアタックと言います。格上の相手と対戦するときには、よく用いられる戦術です。

 

もう一つがショートパスを回しながらボールをキープして、相手を崩して攻めていく方法です。これをポゼッションサッカーと言います。またボールを保持した状態のことを、ボールポゼッションと言います。これは日本語で言うところのボール支配率のことです。

 

ポゼッションサッカーは、できるだけボールを保持しながら試合を有利に運ぶスタイルです。「ボールをキープし続けていれば、相手は永遠に得点できない」というオランダのレジェンドであるヨハン・クライフの言葉がありますが、その言葉通りボールを奪われなければ、いつまでも攻撃を続けることができます。

 

 

ポゼッションサッカーの代表的なチームが、スペイン代表とバルセロナです。中盤に正確なショートパスを出せる選手が多くいるため、高いポゼッションになります。狭いスペースの中でもパス回しができるため、かなり高いレベルのチームです。

 

ちなみに2014年ブラジルワールドカップの日本代表もポゼッションサッカーをしていました。しかし自分たちのやりたいサッカーにこだわるあまり、本大会では1分2敗と全く結果を残せませんでした。どんな相手にもパス回しができるためには、かなり高い個人の技術が必要になります。


ただし90分フルではなく、時間を限定してポゼッションサッカーを行うことがあります。よくあるのが、勝っているチームが残り時間少ないときに、ずっとボールを保持し続けるために、パス回しをすることです。パス回し続けている限り、ゴールを取られることはないため、ゆっくりとディフェンス付近でパス回しをしています。

 

ただしパス交換しているときに、ボールを奪われると、カウンターを狙われることになります。そのためとにかくボールを取られてはいけません。またボールを取られても、すぐにプレッシャーをかけることで、高い位置でボールを奪えば、ピンチにはなりにくいと言えます。

 

 

ポゼッションサッカーで重要なのはポジショニングです。空いているスペースに走りこむなどして、なるべく動きながら、フリーでボールを受けることが重要になります。また味方が近い場所にいることで、相手のディフェンダーに対して数的優位を生かすようにすることも必要です。

 

精度の高いショートパスを確実につなぎながら、ボールを前線まで運んでいきます。ワンタッチやツータッチでパスを回すことで、スピードの早い展開になります。しかも相手ディフェンダーの位置を確認しながら、効率良く回すことで、相手の守備を崩していきます。

 

またなかなか攻められないときには、後方へのバックパスも使うこともあります。バックパスは攻めあぐねているときに使うものだというネガティヴなイメージがありますが、ボールを奪われるよりは、キープをし続けることが大事です。

 

ただしパス回しのためのパス回しをしてはいけません。相手が自陣に引いて守るときには、ゴールを奪いにくい状況になります。そんなときにはただパスを回しているだけでは、ゴールになることはありません。大事なことはゴールにつながるパスを出すことです。

 

しかし攻められないからと言って、パスを回しているだけでも、自然とボールポゼッションは高くなっていきます。そうするとボールは支配しているのに、ゴールが入らないという状況になってしまいます。ボールポゼッションは大事なのですが、ポゼッションにこだわりすぎてはいけないのです。

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