ゲーゲンプレス
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ゲーゲンプレス

 

守備の戦術にゲーゲンプレスがあります。ゲーゲンとは、ドイツ語でカウンターのことを言い、プレスはボールを奪いに行くプレッシングのことです。昔からある言葉ではなく、ここ数年でよく使われるようになった言葉です。

 

発案者はドイツのブンデスリーガにあるドルトムントに在籍していたクロップ監督です。このクロップ監督が使った戦術のゲーゲンプレスにより、バイエルンミュンヘンを抑えて、ドルトムントが優勝したこともありました。ちなみにこのときは香川真司選手も在籍していて、優勝に大きく貢献しました。

 

ゲーゲンプレスはボールを取られた瞬間に、相手に激しいプレッシャーをかけて、ボールを奪い返すことです。一般的な名前だとショートカウンターとも言います。高い位置でボールを奪うことができると、相手の守備が整わないうちに、そのままゴールに向かっていくことができます。

 

普通は相手にボールを取られると、一度守備を整えてからボールを取りに行きます。そこに時間的な間ができるわけです。しかしゲーゲンプレスは、敵陣地でのボール奪取を目的にするため、相手に取られたらすぐにボールを奪いにいきます。これは相手チームからするとやりにくい戦術です。

 

 

ただしフィールドプレイヤーが全員でプレッシャーをかけるため、ボールを奪えなかったときのリスクもあります。高い位置にいるため、一気に攻められると、ゴール前に人数がいない可能性もあります。そのためみんなで連携してボールを奪えるように、きっちり練習しているのだと思います。

 

ゲーゲンプレスを考案したクロップ監督ですが、ドルトムントには2008年夏から7シーズンも在籍していました。就任当初は低迷していたドルトムントでしたが、現在ではバイエルンミュンヘンを倒せるほどの実力を持ち、ブンデスリーガのトップにいます。

 

2011年、2012年とブンデスリーガで優勝して、さらに2013年にはUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦までいきました。しかし決勝で同じドイツのバイエルンミュンヘンに負けてしまいましたが、これによりクロップ監督は世界的な名将となりました。

 

ドルトムントは、若くて才能ある選手を好んで獲得しています。香川選手も初めて移籍したのは21歳のときでした。ゲーゲンプレスはスタミナが必要になるため、若くて運動量が豊富な選手が多いドルトムントだからこそできる戦術だと言えます。現在のドルトムントはクロップ監督ではありませんが、これまでに築き上げた強い実力は今も健在です。

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