サイドバック(DF)
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サイドバック(DF)

 

チームのフォメーションが4バックのときに、センターバックの左右に位置するのがサイドバックです。3バックだとセンターバックが3人並ぶため、サイドバックを置くことはありません。

そのときはより攻撃的なサイドのポジションであるウイングバックを置くことになります。サイドの守備はウイングバックが行うため、3バックと言っても、実質5バックのような形になります。

 

サイドバックも守備が主な仕事ですが、センターバックとの違いは、身長が低い選手でもできることです。守備と言ってもセンターバックと比べると、ヘディングで競い合うなどの空中戦の機会が少ないです。そのためチームに大柄なセンターバックがいれば、サイドバックは小柄でも問題ありません。

 

それよりもサイドの攻撃を封じることが重要です。最近はサイドからの攻撃が主流になっているため、サイドにいる相手選手が、サイドを駆け上がって中央へセンタリングを上げることが多いです。サイドバックはそのセンタリングを上げられる前に、ボールを奪うことが重要になります。

 

センタリング後の空中戦の対処は主にセンターバックが行うため、サイドバックは身長が低くても問題ありません。ただしみんな身長が低いわけではなく、最近だと180cmを超える大きな選手も増えてきています。

 

またサイドバックは、守備だけでなく攻撃参加も求められることになります。最近のサッカーでは、守備と同じくらい攻撃も重要と言えるポジションになりました。前線まで駆け上がってセンタリングを上げるなど、チャンスメイクではサイドバックの役割は欠かせません。そのためスピードの速さ、クロスの精度、ドリブルなど攻撃センスが求められます。

 

また攻撃と守備を両方行うサイドバックは、上下運動による豊富なスタミナが必要です。攻撃に参加したあとは、相手が攻める前に、すぐに守備に戻らなければなりません。そして守備が終わると、また攻撃に参加するの繰り返しです。サイドバックは交代もあまりないため、90分間走り続けるポジションになります。

 

 

利き足が重要
サイドバックは必ず左右どちらかに配置されます。そのときに重要となるのが利き足です。右利きか左利きかは、キック力や精度に影響してくるため、重要な要素となります。

 

例えば右サイドバックであれば、前線まで駆け上がって攻撃参加をしたときに、右足でサイドから中央に向かってセンタリングを上げます。そうなると右サイドバックは右利きが多いです。反対に左サイドバックだと左利きが多くなります。

 

サイドバックの中でも、右専門や左専門がいます。同じポジションでも、左右によって使う足が逆になるため、このようにポジションが細分化されていきます。元ブラジル代表のロベルトカルロスは左専門です。現在のブラジル代表であるマルセロも左専門です。バルセロナで活躍したダニエウアウベスは右専門です。ちなみに日本人だと内田篤人選手は右専門のサイドバックになります。

 

しかし最近では、一人の選手に複数のポジションが求められています。そのため選手によっては右左両方ができるサイドバックもいます。ドイツ代表だったラーム、日本人だと日本代表の長友佑都選手、酒井高徳選手は左右どちらでもプレーできます。利き足でキックの精度が変わってしまってはダメなので、左右両方で蹴れるように、練習しています。

 

ちなみに、左右のサイドバックではなく、センターバックとサイドバックの両方をこなす選手もいます。元イタリア代表だったパオロマルディーニがそうです。本来は右利きだったのですが、左足でも同じキックができるように練習したそうです。

 

日本人だと槙野智章選手が、センターバックとサイドバック両方でプレーできます。同じディフェンダーのくくりになりますが、求められる仕事は全く違うため、別のポジションと同じです。一つのポジションで代表になることもすごいのに、二つ以上のポジションをこなすことは、相当な練習が必要です。

 

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