勝手にピッチの出入りはできない
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勝手にピッチの出入りはできない

 

試合中に選手が、ピッチ外に出入りすることがあります。例えば試合中にケガをしたときです。手当が必要なときは、いったんピッチの外まで行き、そこで手当を受けます。もし自分で動けないときには、担架で運ばれることもあります。


しかしどんな時でも、選手がピッチの外に出るときには主審の許可が必要となります。いくらケガをしていたとしても、自分から勝手に外に出てはいけません。許可がないとイエローカードの対象になってしまいます。

 

そしてケガでいったんピッチの外にいき、治療が終わってピッチの中に入るときも、勝手に入ってはいけません。ピッチの外で準備をして、主審からピッチの中に入っていいと合図があるので、そうしたら入ることが許されます。

 

勝手に入ってくると、相手のチャンスにいきなりゴール前に表れてボールを奪ってしまうこともできます。これでは相手チームにとってもフェアではありません。そこで入っても状況が変わらないタイミングを見て、主審の判断でピッチの中に入ることができます。

 

ちなみにケガをしたときには、出血した場合、完全に止血しないと試合には戻れません。相手と頭同士がぶつかると、ひどいときには頭が切れて、出血することがあります。そのときには包帯などで完全に止血してからピッチに戻ります。止血が弱いと主審に注意されてしまいます。


主審の許可がないと選手がピッチに入れないのは、選手交代も同じです。後半になると、選手は疲れ始めます。サッカーでは選手交代を3人まで認められているため、疲れて運動量の落ちた選手を交代させます。しかし交代のタイミングが重要です。

 

監督が選手を交代したいと思ったタイミングで、すぐに行うことはできません。まず交代する選手にウォーミングアップを指示します。交代前に体を動かして温めておかないと、すぐに体が動かないからです。ウォーミングアップはベンチ前で走ったりしています。

 

その後交代する旨を審判に伝えて、選手はユニフォームの準備をします。準備が整いピッチ近くまで来たらようやく交代ですが、このときも主審の許可が必要になります。交代は必ずプレーが途切れないとできません。そのためファウルがあった、ボールが外に出たなどのタイミングで主審は交代を指示します。このようにピッチの出入りは、必ず主審の許可が必要となります。

 

 

 

 

水分補給も決まったときに取る
サッカーの試合時間は90分と長いため、試合途中に給水を行います。そのときも決まったタイミングで取るようにしなければなりません。試合を観ていると、ピッチのすぐ外に給水ボトルが転がっています。タッチラインやゴールラインの近くに複数本あります。

 

これは給水するときには、ライン上で飲まなければいけないからです。給水のため試合途中に控え室に戻るわけにもいきません。そのため近くにボトルを置いておくことで、プレーが止まったときに、手早く給水を行います。

 

また暑い日になると、試合途中に給水タイムが設けられます。これは主審の指示の元に行われます。Jリーグだと夏休み期間も試合を行うため、真夏の暑さになることもあります。ヨーロッパだとシーズンが秋から春までとなり、6月と7月はシーズンオフになります。


しかしこのシーズンオフの6月から7月のタイミングで、ワールドカップなどの大会が開催されます。そうなると、真夏の暑さの中で試合をしなければなりません。そういうときには、前半と後半の半分くらいが経過したときに、いったん試合を止めて、両チームいっせいに水分補給を行います。

 

給水タイムは、日本だけでなく海外でも行われています。FIFAの基準だと32℃を超えると、前半と後半にそれぞれ3分間設けられます。攻撃の流れを止めないようにピッチ中央あたりで、ボールが外に出たなどのプレーが止まったときに行います。タイミングは主審が判断します。

 

水分を取ってはいけないと言われていたのは昔の話で、真夏に水分を取らないと脱水症状になってしまいます。サッカーは試合開始からほとんど時計を止めることはありませんが、このような給水タイムは時間を止めてでも行う必要があります。

 

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