チームにとって大事な監督の役割
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チームにとって大事な監督の役割

 

サッカーで強いチームかどうかは、監督によって変わると言っても過言ではありません。その試合で起用する選手を選ぶのは監督の仕事です。そのためチームの成績の責任は、全て監督が負うことになります。成績が悪ければ当然解任されることもあります。

 

サッカーで監督の役割は多くありますが、大事なところでは主に2つあります。

 

 

1.選手に自分の考えを浸透させる
多くの監督は自分の哲学を持っているものです。どんなチームにしたいのか、どんなサッカーをしたいのかを常に考えています。例えばよく走るサッカー、パスをいっぱい回すサッカーなど、チームによってさまざまなスタイルがあります。

 

この監督の考えによって、選手のスタイルも大きく影響されることがあります。Jリーグで成功した日本人選手が、海外のクラブチームに移籍してもイマイチ活躍しないことが多いのは、プレースタイルが監督のやりたいサッカーと合わないこともあります。


それは例えチームの中心選手であっても同じです。監督が欲しいと思った選手をクラブが獲得しても、その監督が成績不振ですぐ解任されてしまうことがあります。そして次に就任した監督のスタイルと合わず、せっかく獲得した選手を1年で放出しなければならないこともあるのです。

 

チームは監督の考えによって染まってしまうため、いくら上手い選手がいても考えが合わなければどうしようもありません。戦術によっては、その選手ができるポジションがないこともあります。監督によってチームの強さが大きく変わってくるというのは、そういう理由からです。

 

反対に監督の立場から考えても、選手に自分の哲学を浸透させるために、毎日の練習を行います。監督によって練習メニューは全く異なってくるので、練習の内容によってチームのレベルが変わってくると言っても過言ではありません。良い成績を残すチームほど、監督と選手が一体となっていますし、それだけ監督の考えが浸透していると言えます。

 

また代表監督だと自分の好きな選手を招集することになりますが、クラブチームの監督であれば、選手獲得にも大きく関わってきます。クラブ側も予算は決まっていますが、監督の欲しい選手をなるべく獲得するようにしていきます。こういったところからも、チームの考えは監督の考えに染まると言っても過言ではありません。

 

 

 

 

2.試合で采配を振るう
試合での監督の采配はとても重要です。試合前に戦術を決めたり、試合では采配を振るうことが監督の仕事です。試合前に練習やミーティングをしても、試合では上手くいかないこともあります。そのときにはその場で修正をしていかなければなりません。サッカーの試合を観ていると、監督はスーツを着てベンチの前で指示を出したりしています。

 

試合中はベンチに座っていたり、熱い監督だと身振り手振りを交えながら、立って指示を出したりと監督によってさまざまなです。ただ試合中あまりにも興奮すると、前に出すぎてしまう人もいます。ベンチ前には線が引かれていて、監督はその線から出てはいけないルールがあります。この線の中をテクニカルエリアと言います。

そしてこのテクニックエリアを出てやりすぎると監督も審判から注意されることがあります。さらに判定に不服だったりして、暴言を吐いたりすると、酷い時には退場になることもあります。

 

監督は試合中も指示を出したりしていますが、実際のところサッカー場は大きく、観客の声援もあるため、遠くにいる選手には監督の声はほとんど聞こえません。そのため近くにいる選手を介して指示を伝えることもあります。

 

しかしチームの流れが悪く、指示だけではどうしようもないときもあります。そのときには選手交代を行うことができます。選手交代も監督の仕事です。監督の指示で1試合につき、選手を3人までいつでも交代することができます。ただし一度交代した選手は、その試合は再度出場はできないルールになっています。それを考えて選手を交代させなければなりません。

 

サッカーでは、選手交代が試合の流れを左右することもあります。ベンチ入りした選手の中には、交代で入って流れを変える切り札的な存在の人もいます。この選手をスーパサブと言います。スーパーサブはたいてい攻撃的な選手であることが多く、チームに勢いをもたらしてくれる存在です。

 

しかし選手交代を早くし過ぎるのも問題があります。前半と後半の90分間で交代できるのは3人までです。もし後半20分までに交代枠3人を全て使ってしまった場合があったとします。その後、後半30分で選手がケガをして、その試合は出場できない場合、交代枠がないと代わりの選手を入れることができません。

 

その場合は試合終了までの残り15分を、ケガの選手を除いた10人で戦うことになります。サッカーの試合を観ていると、2人までは素早く交代するのに、最後の一人を後半43分などギリギリで行うことがあります。これはそういった非常事態に備えているからです。監督は交代枠を全て使い切るリスクも考えて、選手を交代させなければなりません。

 

ちなみに監督は、試合前に相手チームの分析を行いますが、優秀な監督だと選手交代まで試合前から考えていることがあります。どのタイミングで選手を変えて相手チームを追い詰めるかを想定しておくのです。それを考えると、選手交代も戦術の一つであると言えます。

 

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