日本代表

東京オリンピックの日本代表はなぜ年齢制限があるの?

2020年7月には東京オリンピックが開催されます。

その中でサッカーは毎回オリンピックの注目競技の一つとして行われています。

東京オリンピックには日本代表も出場するのですが、実は選ばれるメンバーには制限があります。

そこで今回は、オリンピック日本代表に選ばれるための条件について説明していきます!

パンダモくん
パンダモくん
東京オリンピックに出場するのはとっても狭き門なんだよ!

オリンピックに出場できる日本代表の条件

サッカーで世界No.1を決める大会といえば、言わずと知れたワールドカップがあります。

4年に1回開催されて次の大会は2022年にカタールで開催されます。

一方オリンピックもサッカー以外の様々な競技が行われ、世界No.1アスリートを決める大会になっています。

ここで一つの疑問が生じてきます。

『サッカーにおいては、ワールドカップとオリンピックのどちらが世界No.1を決める大会?』

FIFA(国際サッカー連盟)の見解ではこのようになっています。

FIFA『サッカーで世界No.1を決める大会はワールドカップだけで十分だ!』

ワールドカップの主催はFIFAであり、一方のオリンピックはIOCです。

そのためFIFAがサッカーにおいてワールドカップを優先するのは当然といえば当然かもしれません。

そしてその答えを決めるために注目するべきは出場する選手です。

オリンピックに出場するサッカーの代表選手は、23歳以下という年齢制限が設けられています。

パンダモくん
パンダモくん
サッカーオリンピック代表のことをU-23日本代表とも言うんだよ!Uはアンダーという意味ね!

そのためサッカーにおけるワールドカップとオリンピックでは、次のような位置付けがされています。

  • ワールドカップ・・・世界No.1の国を決める大会
  • オリンピック・・・23歳以下の世代における世界No.1を決める

オリンピックは最も年齢制限が高い大会

確かにオリンピックは23歳以下という年齢制限があるため、サッカーにおいてはワールドカップほど盛り上がらないのは事実です。

しかし日本でのオリンピックのサッカーも、毎回それなりに盛り上がります。

その理由は23歳以下という年齢制限がそれなりに高いからです。

ちなみにFIFAが主催するワールドカップの中には、年齢制限がある大会もあります。

  • FIFA U-17ワールドカップ
  • FIFA U-20ワールドカップ
パンダモくん
パンダモくん
サッカーの国際大会ではオリンピックの23歳が最も年齢制限が高いんだ!

そのため現在の日本代表に招集されている選手がオリンピックに出場することがあります。

以下は日本代表のメンバー経験がありながら、23歳以下のためにオリンピックへの出場資格を持つ選手です。(カッコ内は所属クラブ)

  • 堂安律(PSVアイントホーフェン)
  • 伊藤達哉(ハンブルガーSV)
  • 久保建英(マジョルカ)
  • 三好康児(ロイヤル・アントワープFC)
  • 安部裕葵(バルセロナB)
  • 冨安健洋(ボローニャ)
  • 板倉滉(FCフローニンゲン)
パンダモくん
パンダモくん
若いのにみんな海外でプレーしているんだ!東京オリンピックは期待できるね!

東京オリンピックの日本代表メンバーは、おそらく過去一二を争うほどの実力者揃いです。

ケガがなく全員がオリンピック本番に出場できると、母国開催も後押しして良い結果が残せるかもしれません。

年齢制限を除外した選手は3人だけOK

東京オリンピックのU-23日本代表は、すでにフル代表でも活躍している選手がいます。

これらに加えてさらにオリンピックのサッカーを盛り上げる要因があります。

それがオーバーエイジ枠です。

FIFA『オリンピックも大事な大会だ。だから全員とはいかんが、3人だけなら年齢制限なしの選手を認めよう!』

ということでU-23オリンピック代表には、オーバーエイジ枠として3人だけ24歳以上の選手を入れることができます。(オリンピック本大会のみのルール)

パンダモくん
パンダモくん
オーバーエイジ枠は毎回誰が入るのかとても注目されるんだよ!

ちなみにこのオーバーエイジ枠は使っても使わなくてもどちらでもOKです。

でもせっかく使えるならと、出場するほとんどの国が誰かしら24歳以上の選手を入れてきます。

過去のオリンピック日本代表は以下のようにオーバーエイジ枠を使ってきました。

  • 2016年リオデジャネイロ大会・・・3人(興梠慎三、塩谷司、藤春廣輝)
  • 2012年ロンドン大会・・・2人(吉田麻也、徳永悠平)
  • 2008年北京大会・・・0人
  • 2004年アテネ大会・・・2人(曽ヶ端準、小野伸二)

このように見ると、必ずしもオーバーエイジ枠を毎回3人をフルに使うことはありません。

パンダモくん
パンダモくん
オーバーエイジ枠は毎回足りないポジションに選手を加える程度だね!

なぜ毎回オーバーエイジ枠が全て使われないの?

過去のオリンピック日本代表を見ると、オーバーエイジ枠が全て使われていませんが、これには理由があります。

  • 理由1:適切な選手を選ぶことができなかったから
  • 理由2:なるべく多く23歳以下の選手を選びたいから

まずオリンピックのオーバーエイジ枠は、所属クラブチームが出場を認めなければ加わることができません。

監督が加えたいと思った選手がいても、クラブチームが『No』といえば諦めざるを得ないのが現状です。

特にヨーロッパのクラブにその傾向が強いです。

パンダモくん
パンダモくん
ヨーロッパではシーズン前の準備期間とオリンピック期間がかぶるんだ!だからクラブチームからすれば選手を出したくないんだよ!

そしてオーバーエイジ枠をフルに使わないもう一つの理由が、なるべく多く23歳以下の選手を選びたいからです。

実はオリンピック代表というのは、一般的な国際大会の中でも出場枠が非常に少ないです。

例えばワールドカップは各国23人が選ばれますが、オリンピックは18人しか選ぶことができません。

オリンピック予選では23人が選ばれていたのに、本大会では必然的に5人は脱落してしまうことになります。

しかもそのうち3人がオーバーエイジ枠なら、オリンピック本大会に出場できるのはわずか15人です!

そのため監督はなるべく23歳以下の選手を使おうとする傾向にあります。

パンダモくん
パンダモくん
東京オリンピックはすごい選手がいっぱいだからますます選ばれるのがきびしくなるね!
  • オリンピックに出場できるのは23歳以下の選手に限られる
  • しかし3人だけ24歳以上の選手がオーバーエイジ枠として認められている
  • オーバーエイジ枠に出場する選手は毎回誰になるのか注目される