日本代表

日本代表に外国人を入れることはできるの?|帰化や二重国籍

サッカー日本代表は、当然ながら日本人によってチームが構成されています。

ところがラグビー日本代表を見ると、なぜか外国人選手が加わっています。

それはラグビーのルールで日本代表入りが認められているからです。

ではサッカー日本代表に外国人を入れることは可能なのでしょうか?

そこで今回は、日本代表に外国人を入れることはできるのかについて説明していきます。

パンダモくん
パンダモくん
もしメッシが日本代表に入ったらワクワクするよね!まぁ、ありえないけど!
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日本代表に外国人を入れることはできるのか?

今回はまず最初に結論からお伝えします。

結論:日本代表に外国人を入れることはできない

ラグビーのように、サッカーでは日本代表に外国人選手を加えることができません。

これはFIFA(サッカー国際連盟)の規定で明確に決められています。

その規定では、『選手がその国の国籍を所有している限り、代表チームに加わることができる』となっています。

しかしこれまで日本代表には、海外出身選手が加わったことがあります。

例えば以下の選手はブラジル出身であるにもかかわらず、日本代表としてワールドカップでプレーしています。

  • 呂比須ワグナー
  • 三都主アレサンドロ
  • 田中マルクス闘莉王

彼らがプレーできたのは日本に帰化したからです。

パンダモくん
パンダモくん
彼らはみんな日本代表のレベルアップに大きく貢献してくれたんだよ!

外国籍選手が日本に帰化すれば可能

そもそも帰化とは何でしょうか?

帰化(きか)は、ある国家の国籍を有しない外国人が、国籍の取得を申請して、ある国家がその外国人に対して新たに国籍を認めること。(Wikipediaより)

つまり外国人が日本国籍を取得して、正式に日本人になることを意味します。

そうなると当然ながら日本人扱いになるので、日本代表入りも可能です。

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世界的にブラジル人選手の帰化が多い

サッカー選手なら誰しもがワールドカップに出場することを夢見ています。

もちろん日本人だけでなく、世界中のサッカー選手が同じです。

ところがブラジルなどの強豪国では、代表チームに加わることが非常に困難です。

パンダモくん
パンダモくん
W杯は強い国も弱い国も同じ枠が23人!だからブラジルの競争は激しすぎるんだ!
サッカーの王国ブラジルは何でいつもあんなに強いの?誰もが知るサッカーの王国と言えばブラジルです。 ブラジル代表はユニフォームが黄色いことからカナリア軍団とも言われています。 ...

そこで2000年代から、ブラジル選手による他国への帰化が増えてくることになりました。

ブラジルから帰化してワールドカップに出場したのは以下のような選手たちがいます。

  • デコ(ポルトガル代表)
  • ペペ(ポルトガル代表)
  • ジエゴ・コスタ(スペイン代表)
  • マルコス・セナ(スペイン代表)
  • チアゴ・モッタ(イタリア代表)
  • アマウリ(イタリア代表)

彼らはブラジル代表としては選ばれることがありません。

しかし他国に行けば代表としてワールドカップでプレーすることができるレベルです。

そのためブラジル人選手による帰化が増えることになりました。

パンダモくん
パンダモくん
スペインもイタリアも強いはずだけど!やっぱりブラジル人ってすごいね!
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ヨーロッパには二重国籍選手が多い

さらに帰化とはまた別に、選手によっては多重国籍を持っている人もいます。

多重国籍(たじゅうこくせき)とは二つ以上の国籍を持っている状態のこと。二つならば二重国籍。(Wikipediaより)

この一人で二つ以上の国籍を持つ選手が、世界には非常に多いです。

パンダモくん
パンダモくん
ちなみに日本は二重国籍が認められていないから特にヨーロッパの話だね!

二重国籍を持つ理由は大きく2つあります。

  1. ルーツの問題
  2. 外国人枠の問題

それでは順番に説明していきます。

理由1:ルーツの問題

選手が二重国籍を持つ理由の一つがルーツです。

例えばかつてフランス代表として活躍したジネディーヌ・ジダンで考えてみます。

ジダンはフランス代表として大活躍しましたが、実は両親はアルジェリア人です。

アルジェリアで戦争が起きたために両親はフランスへ移住し、そして生まれた子供がジダンでした。

そのためジダンは2つの国籍を持つことになります。

  1. 両親の国籍であるアルジェリア
  2. 生まれた国であるフランス

ヨーロッパの代表選手だと、このようなアフリカの国と二重国籍を持つ選手が多いです。

パンダモくん
パンダモくん
特に戦前植民地が多かったフランスやドイツ代表には二重国籍選手が多いよ!

理由2:外国人枠の問題

二重国籍になるもう一つの理由が、選手があとから国籍を取得したケースです。

というのもサッカーのプロリーグでは外国人枠が存在します。

外国人枠とは、国内リーグ戦において外国人の加入を制限するルール。国内選手を守るために設けられることが多い。

なお外国人枠について詳しくは以下の記事をご覧ください!

ヨーロッパ各リーグ戦の外国人枠を説明するよ!ヨーロッパは世界で最もレベルが高いリーグ戦がいくつもあります。 そのためヨーロッパだけでなく、南米、アフリカ、アジアなど世界中から...

例えばスペインリーグであれば、外国人はチーム内で3人までしか認められていません。(EU国籍は外国人にならない)

  • 日本人
  • ブラジル人
  • アルゼンチン人
  • アフリカ人

このような国籍を持つ選手は、全て外国人として扱われます。

ところがスペインではこのような法律があります。

5年間スペインでプレーすれば国籍を取得することができる

そのためブラジル人やアルゼンチン人は、外国人枠を減らすためにあとからスペイン国籍を取得するケースが非常に多くあります。

これによって多くの選手が二重国籍を持つことになります。

パンダモくん
パンダモくん
スペイン国籍を取得するとクラブからお金がもらえるんだって!だから選手は率先して取得するんだ!
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代表チームの出場には条件がある

二重国籍について説明しましたが、ここである疑問が生じてきます。

二重国籍の場合、どっちの国の代表チームに加わればいいのか?

どっちの代表チームに加わるのかについて、基本的には本人の意思が尊重されます。

しかしFIFAは、国籍を変えて代表になることをあまり良しとはしていません。

そこで帰化や二重国籍には、このようなルールが設けられています。

一度代表チームとして出場すると、もう一方の国の代表チームには出場できない

例えばアルゼンチン代表のメッシは、13歳にスペインのバルセロナへと渡ることになりました。

そのためメッシは、アルゼンチンとスペインの2つの国籍を持っています。

ところがすでにアルゼンチン代表になってしまったために、今からスペイン代表にはなれないというわけです。

パンダモくん
パンダモくん
ちなみに年代別の代表チームは考慮されないんだ!あくまでもフル代表の出場が関係しているよ!

二重国籍によって代表の取り合いになった選手

サッカーのスター選手に、ゴンサロ・イグアインという選手がいます。

父親がサッカー選手だったこともあってか、10代の頃から才能を開花させていたすごい選手です。

このイグアインですが、二重国籍を持っています。

  • フランス(生まれた国)
  • アルゼンチン(10歳で移住。父親はアルゼンチン人)

あまりにも才能があったため、18歳の頃にフランス代表から招集されることになりました。

ちなみにこの頃はまだフランス国籍のみです。

ところがイグアインは、アルゼンチン代表を望んでいたためにこの招集を拒否しました。

そして19歳でアルゼンチン国籍を取得し、その後アルゼンチン代表入りを果たしています。

2つの代表チームから招集された経験があるイグアインは、非常にレアなケースです。

パンダモくん
パンダモくん
本人は絶対にアルゼンチン代表になりたかったんだね!ボクも代表に呼ばれるくらいの才能がほし〜
  • 外国人選手は日本代表としてプレーすることができない
  • 外国人でも帰化して日本国籍を取得すれば代表入りできる
  • 一度代表になると、その選手はその国以外の代表になれない