J3が出来た経緯
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J3が出来た経緯

 

J3は2014年にできたJリーグの3部にあたります。2017年で17チームになりました。もともとはJ2の下には、アマチュアリーグであるJFLがあり、そこからJリーグに加盟したいクラブを募っていました。

 

これを準加盟クラブと言います。しかしJ1とJ2だけだと、参加できるチーム数に限りがあります。しかもJ2は、22チームになったことで、これ以上は増やすことができません。

 

またJ2になるとプロリーグになるため、参加するためには、クラブライセンスが必要になってきます。これにより、チームとしてさまざまな基準をクリアしなければ、Jリーグに参加できなくなりました。

 

簡単に赤字になって、経営が傾いてしまうのでは、Jリーグとしてもまずいことです。そのためライセンス制度により、厳しい審査基準を設けています。この基準がJFLのアマチュアチームからだと、かなり厳しいのです。

 

そこでJ2とJFLの間にもう一つカテゴリーを作ることで、Jリーグに参加したいと考えているクラブを増やそうとしました。そこでできたのがJ3です。またJ3は、J2よりもライセンス基準をかなり緩くして、J2までに段階を踏めるようにしました。そして2014年に10チームで発足し、これによりさらに底辺が広がったことになります。

またJリーグのトップチームにいながら、試合に出場できない若手選手がいるため、各チームの若手だけを集めたU22選抜チームもJ3に参加しました。選ばれた選手は、試合のときだけトップチームを離れて、U22チームに参加したのですが、あまりにも突貫的なチームだったため、試合も上手くいかず、2015年になくなってしまいました。

 

その代わり、J1にいるFC東京、ガンバ大阪、セレッソ大阪の3チームは、若い選手の出場機会確保のために、U23チームを2016年からJ3に参加させています。このチームはあくまでも、23歳以下の若手選手のためのチームなので、J3で成績上位になってもJ2に昇格はできません。

 

それでもクラブや選手の裾野を広げることで、さらにレベルの高い選手が生まれてくることになるため、J3の存在は今後重要になってくると言えます。

 

 

J3のライセンス
J3もJリーグである以上、ライセンス基準を満たさないと加盟することができません。実際のところ、J2でも経営が厳しいのに、J3だともっと厳しくなることは目に見えています。だからと言って基準が厳しくても、J3に参加できなくなってしまうため、J2に比べてかなり緩和されています。

 

例えばスタジアムの収容人数が少ないなどです。J1だとホームスタジアムの収容人数が、最低15,000人以上は必要です。それがJ3だと5,000人以上になります。また夜の試合には必要な照明設備も、J3の段階では必ずしも必要ではありません。基本的に、日中に試合が行われるため、すぐには必要ではないのです。

 

大きな都市を拠点にするチームは、すでにJリーグで活躍しています。東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、福岡などのチームは、何年も前からJリーグにいます。これからJ3に加盟して、新たにJリーグのチームを作りたいと思っているのは、主に地方都市になってきます。

 

そうなると、きちんとした設備を持つ大きなスタジアムが、ホームタウンにはないことが多いのです。そうすると簡単にJ3に入れなくなってしまいます。そうならないために、スタジアムの基準も緩くしてあるわけです。

 

またJ2とJ3で一番違うのが、選手契約です。JFLはアマチュアチームになるため、プロ契約をしている選手はほとんどいません。そこから全選手にプロ契約を強制すると、チームの少ない予算にとっては、大きな負担になってしまいます。

 

そこでJ3では、プロ契約選手の保有人数を3名以上と決められています。プロ契約選手が3名いれば問題ないのです。つまりJ3は100%プロ選手で成り立っているチームとは限りません。他で仕事を持っているアマチュア選手も抱えていることになります。そのあたりが、J2とJ3との大きな壁になってきます。

 

もちろんこのままでは、いくらJ3での成績が良くても、J2のライセンス基準を満たさないことには、昇格することができません。しかしJ2に上がる前のステップとしては、J3はいいカテゴリーになっています。

 

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