サッカーでも中国の爆買いが止まらない
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サッカーでも中国の爆買いが止まらない

 

2015年に流行語になった言葉で、爆買いがあります。これは中国人が日本に来て、ありえない量の商品を購入している姿から、爆買いと名付けられました。社会現象にもなった爆買いですが、これがサッカー界でも起こっています。

 

中国にもJリーグみたいに、スーパーリーグと言うプロリーグがあります。海外の選手であれば、普通なら中国でプレーしたいと思わないです。なぜならレベルが高いリーグではないため、ヨーロッパの第一線でプレーしている選手にとっては、中国に移籍すると代表チームに呼ばれなくなる可能性があるからです。

 

しかし中国プロリーグに参加しているチームが、豊富な資金力を使って、ヨーロッパから世界的なスーパースターをどんどん獲得しているのです。獲得するための金額がすごいのと、知名度の高い選手を獲得しているため、これが世界中で話題になっています。

 

中国のチームは、イングランドのチェルシーにいたラミレスを移籍金36億円、ブラジル人のテイシェイラ65億円、コロンビア代表のジャクソン・マルティネスを53億円で獲得しました。あまりの金額の高さに、世界中が驚きました。

 

移籍金とはその選手を獲得するために、中国チームから、所属チームに支払うものです。しかしそれだけではなく、選手に支払う年俸もすごい金額になっています。

 

チェルシーから2016年12月に、中国へ移籍したオスカルには驚きました。この選手実は、まだ25歳でバリバリの現役ブラジル代表だからです。それだけの有名な選手さえも、お金で中国に移籍したのです。オスカルを獲得するために、移籍金70億円以上、年俸は28億円と言われています。年俸はそのまま選手に入るため、これだけのお金を提示されたら拒否できないでしょう。

 

また世界的なスーパースターのカルロス・テベスにいたっては、年俸49億円で中国チームと契約しました。もちろん世界最高年俸になり、メッシやクリスティアーノ・ロナウドよりも高いです。テベスは確かにすごい選手で実績もありますが、それにしてもこの年俸はやりすぎです。ヨーロッパでこれほどの高額な年俸を出して引き抜くことはまずありません。

 

さらに今後はイングランド代表のルーニーも中国に移籍するウワサがあります。超がつくほどのスーパースターになるため、オスカルやテベスを超えるお金が動く可能性があります。これからもしばらくは爆買いが続いていくことでしょう。

 

 

監督も名将揃い
中国チームは、選手だけでなく監督も爆買いしています。2002年ブラジル代表を率いてワールドカップに優勝したスコラーリは、現在中国で監督しています。スコラーリはポルトガル代表でも、ワールドカップベスト4に導くなど、かなりの名将です。

 

また2006年ワールドカップで、イタリア代表を率いて優勝したリッピは、中国リーグの広州恒大で監督をしていました。そして現在は中国代表の監督をしています。

 

選手時代に2006年イタリア代表でリッピの元でプレーしたカンナバーロも中国で監督をしています。選手としては超一流だったカンナバーロは、リッピの後に広州恒大の監督になりました。

 

ちなみにリッピとカンナバーロがいた広州恒大は、2013年と2015年にACLに優勝しています。爆買いをしても、しっかりとアジアで結果を出しているのはすごいことだと思います。

 

ちなみに2016年には、以前日本代表の監督だったザッケローニも中国チームの監督になりました。日本ではおなじみのザッケローニですが、成績不振で解任されてしまいました。

 

このように選手がスーパースターだと、監督のレベルが低ければ扱うことができません。そこでお金を使って、監督も超一流を呼んで、強いチームにしているわけです。

 

 

中国代表は弱い
これだけのスーパースターや超一流の監督を獲得して中国リーグは強くなっても、肝心の中国人が育っていません。ワールドカップ予選でも結果を出せず、中国代表は弱いままです。国内リーグが強くても、外国人の力を借りていては、代表チームが強くならない例だと言えます。

 

日本でも中国に負けじと大物選手を獲得しようという風潮がありますが、Jリーグはマネしてはいけません。あくまでも代表が強くするために、プロリーグはあるわけです。

 

以前爆買いで中国にやってきたスーパースターが、練習のレベルの低さに、中国にいたら、選手として能力が劣ってくるのではないかと危惧した話がありました。実際、高い年俸で中国に移籍したものの、馴染めずに去る選手もいます。

 

あまりの爆買いに中国サッカー協会は、中国リーグでの外国人枠を変更しました。これまで中国リーグの試合に出場できる外国人が、4名+アジア人1名だったものを、国籍問わず、完全に3名にしました。試合に出場できる外国人の数を減らしたことで、爆買いを抑制し、中国人をもっと起用して欲しいという狙いがあります。

 

中国は、国を挙げてサッカーを発展させようとしていますが、中国人をもっと育成しなければいけません。それは日本も同様で、外国人に頼らず、もっと世界に通用する日本人選手を育成しなければなりません。

 

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