日本サッカー協会の役割
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日本サッカー協会の役割

 

日本のサッカーがこれからも発展していくために欠かすことができない存在が、サッカー協会です。まず都道府県ごとにサッカー協会があり、その上に位置するのが日本サッカー協会です。各都道府県で行っている大会は、都道府県のサッカー協会が主催して、全国規模の大会などは日本サッカー協会が主催しています。

日本サッカー協会は、略称としてJFAとも言います。公益財団法人であるため、国の機関ではありません。昔は文部科学省が監督官庁だったのですが、今は独立採算制で運営しています。だからと言って、民間企業のような利益を追っている組織ではありません。

 

あくまでも、日本のサッカーを普及させることを目的にしています。しかし普及させるにはお金がかかります。そのためどこかから財源がないと成り立ちません。そこで日本サッカー協会が、どこから収入を得ているのか見ていきます。

 

まずは企業とのスポンサー契約です。オフィシャルパートナーであるキリン、オフィシャルサプライヤーであるアディダスをはじめ、大手企業からのスポンサー料が主な収入源になります。キリンのTVCMで、日本代表を応援していますと出ているのは、スポンサー契約をしているからです。


またコンビニのファミリーマートでは、日本代表のキャンペーンを行ったり、試合のチケットが買えたりします。店員が日本代表のユニフォームを着ていたこともありました。これも同様に、ファミリーマートがサポーティングカンパニーとして、日本サッカー協会と契約しているからです。

 

このように日本サッカー協会は、日本代表に関することも行っているため、それを目当てでスポンサー契約を行う企業があります。1社当たり年間で億単位の収入になるため、日本サッカー協会にとっては欠かせない収入源です。

 

また日本代表の試合での入場料収入やグッズ収入もあり、これも良く売れています。このような収入を合計すると、日本サッカー協会は、年間で200億円を超える予算を持つようになっています。この額は世界のサッカー協会の中でもトップクラスになります。

 

これだけの莫大な予算を、今度はサッカー関連でいろいろ使っています。例えば日本代表関連の収入はとても多いですが、試合をしたり、合宿をしたりする費用はサッカー協会が負担することになります。

 

合宿と言っても数日間行い、その間のトレーニング施設や宿泊費代を考えると結構な負担になります。海外へ試合のため遠征するとなると、移動費や宿泊費などが莫大にかかります。

 

ちなみにハリルホジッチ監督は、年俸2億7000万円と言われているのですが、これもサッカー協会の負担となります。フル代表の場合、試合の入場料収入やグッズ収入も多いですが出費もかなりあるというわけです。

 

また日本代表と言うと、フル代表がおなじみですが、U21、U17など各年代にも存在します。さらに女子のなでしこジャパン、少人数で行うフットサル、ビーチサッカーなど、サッカーに関連する日本代表は、全て日本サッカー協会が管理しています。そういった出費も結構なものです。

 

 

国内の大会を主催している
日本サッカー協会は、国内で行われるサッカーの試合を主催しています。サッカーを見ない人にとって大会というと、Jリーグしか思い浮かばないかもしれません。Jリーグはプロリーグなので、また別ですが毎年開催される天皇杯など大きな大会もあります。

 

もちろんプロだけでなく、アマチュアにもさまざまな大会があり、JFLや社会人リーグ、高校生、中学生、小学生のサッカー大会など、ここで全て挙げるのが難しいくらい大会の数が多いです。

 

もし日本サッカー協会が、利益を追っていたら、採算が取れない大会を打ち切りにしてしまうかもしれません。アマチュアの大会であれば入場料収入もなく、まず儲かることはありえません。

 

しかしそれだと選手をはじめ、困る人が大勢いるのです。サッカーの大会で、テレビや新聞で取り上げられるのは、有名で日本中から注目されているものだけですが、一般に知られていないところで、さまざまな大会が開催されています。

 

 

ライセンスの発行を行っている
日本サッカー協会が行っている事業に、指導者や審判の育成があります。選手の育成はもちろんですが、指導者や審判のレベルが上がっていかないと、日本サッカーの発展にはつながりません。

 

チームには必ずサッカーを教える監督がいますが、監督になるためには日本サッカー協会が認定しているライセンスが必要です。一番上がS級で、A級、B級、C級、D級となっています。ちなみにS級は、日本代表やJリーグなど日本サッカーの最高峰のチームの監督になることができます。

 

アマチュアのチームでもライセンスが必要で、小学生や中学生を教えるのでも、必要になってきます。将来どこのチームの監督になりたいのかによって、ライセンスが変わってきますが、どちらにしてもD級から順番に取得することになります。

 

また審判もライセンスが必要になってきます。サッカーで欠かせないのは審判ですが、もし判定が間違っていたら、試合として成立しなくなってしまいます。そこで日本サッカー協会が、審判の育成なども行っています。

 

審判員は1級から4級までいて、JFAが主催する試合を担当できるのは1級のみです。Jリーグの審判は、1級の審判員から実績により推薦された人が行っています。

 

日本で197人しかいない上に、プロとして活動している審判は13人しかいません。選手に比べてかなり少ないことがわかります。ちなみに2級は、地域のサッカー協会が、3級と4級は都道府県サッカー協会が認定しています。

 

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