プロアマ問わず参加する天皇杯
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プロアマ問わず参加する天皇杯

 

日本にはさまざまなサッカーの大会が行われていますが、1921年から開催されている日本最古のサッカー大会が天皇杯です。1993年に開幕したJリーグとは比べ物にならないくらい古く、日本最大のサッカー大会でもあります。

 

毎年決勝戦と準決勝はNHKでテレビ中継されたり、スポーツニュースでも取り上げられるためおなじみです。しかも決勝戦は1月1日に行われるため、現在では天皇杯=正月の風物詩になっています。

 

ちなみに天皇杯に優勝したチームには、AFCアジアチャンピオンズリーグの出場権がもらえます。通常だとJリーグで3位までに入らなければもらえないですが、出場枠は4チームになるため、残り1枠は天皇杯優勝チームがもらえることになります。

 

Jリーグはプロサッカーになるため、興行として成り立たせていかなければいけません。これはショービジネスと同じです。そのため各チームは、チケットをたくさん売って多くの人を呼んだり、グッズを販売するなどして、経営を成り立たせています。

 

しかし天皇杯は、とにかく一番強いチームを決める大会です。興行ではないため、とにかく勝たなければ意味がありません。もちろんJリーグでも勝たなければならないのですが、プロである以上、観客を満足させるいい試合をしなければなりません。そういった意味でも天皇杯と違うと言えます。

 

天皇杯がテレビのスポーツニュースなどで取り上げられるのは、だいたいベスト16あたりからです。なぜかと言うと、プロであるJリーグ同士がトーナメントで当たるのがこのあたりからになるからです。Jリーグ同士の実力が拮抗した戦いでないと、テレビでは取り上げてもらえません。

 

しかし天皇杯は日本最大の大会と言うだけあって、多くのサッカーチームが参加しています。プロとアマが両方参加する大会になります。まずJ1とJ2のプロリーグは、シード扱いになり無条件で天皇杯に参加できます。しかも2回戦からの登場です。

 

またJFLの優秀なチームもシード扱いになり、2017年はHonda FCが推薦チームに選ばれたため、予選を免除されました。それ以外の全てのクラブは、天皇杯に参加するためには、予選を勝ち抜かなければなりません。特に最近できたJ3は、Jリーグでありながら、本選出場のためのシード権を持っていません。

 

天皇杯の予選は都道府県ごとに行われ、都道府県代表として優勝した1チーム出場できます。J3やJFLもこの予選からの参加となります。ホームタウンとして拠点を置く都道府県の予選に出場します。

 

でも他のアマチュアチームとは実力が違うため、たいていJ3やJFLのチームが代表になってきます。しかし都道府県によっては、どちらも所属していないところもあるため、そういうところは、大学生や社会人チームが代表になることもあります。

 

 

一発勝負のトーナメント方式
天皇杯は完全なトーナメント方式で行われます。ホーム&アウェイも関係なく、全ての試合が一発勝負です。もし引き分けなら、最後は決着が着くまでPK戦を行います。

 

天皇杯1回戦は、都道府県代表とJFLの推薦チームが戦うことになります。2017年は都道府県代表になった47チーム+JFL推薦の1チームの48チームが対戦するため、2回戦に進めるのは、半分の24チームになります。

 

天皇杯1回戦だとマスコミはほとんど取り上げないですが、そもそも天皇杯に出場するということは、都道府県予選を勝ち抜いて代表になっているということなので、出場するだけですごいことです。

 

そして2回戦からはアマチュアの24チームとシード権を持つJ1とJ2が戦います。そのため2回戦以降は、プロとアマが戦うことになり、負けたら終わりの勝ち上がり式になります。プロとアマが公式戦で戦う機会は、多くないため普段にはない試合が見れます。

 

天皇杯の準々決勝や準決勝は毎年12月に行われるため、年末に開催される大会のイメージが強いですが、1回戦は4月に行われます。2回戦は6月、3回戦は7月に行われるため、長期間にわたって開催される大会です。

 

2回戦からJリーグのチームが参加しますが、2回戦や3回戦だと、アマチュアなどの格下チームと対戦することが多いです。そのため主力選手は、Jリーグのために温存して、普段出場機会が少ない若手選手が出ることになります。これも興行を考えなくていいからできることです。

 

そのため天皇杯では、アマチュアがプロに勝つジャイアントキリングが起こることがあります。2016年だとJFLのHonda FCがJ2のFC岐阜と松本山雅FCに勝ちました。アマチュアとプロが公式戦で戦うのも、天皇杯の醍醐味と言えます。

 

さらに2回戦では、岩手県代表でJ3のグルージャ盛岡が、J1のベガルタ仙台に5-2で勝ちました。J1が格下の相手に負けるのは恥ずかしいものです。プロも相手が格下だからと言って、このようにばかにしていると痛い目を見ることになってしまいます。

 

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