2002年から日本サッカーが発展した
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2002年から日本サッカーが発展した

 

日本サッカーの大きな転換期が、2002年に開催された日韓ワールドカップです。世界中で盛り上がるワールドカップが、初めてアジア圏で開催されました。ちなみに2ヶ国での共催も初めてのことです。ワールドカップが日本で開催されたのはすごいだと言えます。

 

一つ目の転換期は、Jリーグの開幕です。それまではアマチュアチームでしたが、1993年にプロリーグが出来ました。目的は日本代表を強くして、ワールドカップに初めて出場するためです。

 

1994年のアメリカ大会はギリギリで出場出来なかったのですが、1998年のフランス大会でワールドカップ初出場を果たしました。日本代表がどれだけ通用するのか期待されたのですが、残念ながら結果は3試合で3連敗でした。このような厳しい状況の中で迎えた日韓ワールドカップです。


未だ1勝もしたことがなかったのですが、過去の開催国は全て、グループリーグを突破してベスト16に進出しているジンクスがありました。1994年のアメリカ大会でも、サッカーが人気ないと言われていながらベスト16に進出しました。ちなみに韓国も過去5回出場していながら、1勝もしたことがなかったのです。

 

そんなプレッシャーもありながら、日本は初勝利とともに、最低限のノルマであるベスト16を果たしました。開催国だったとはいえ、日本がワールドカップで結果を残したため、結果的にこの日韓ワールドカップが、日本サッカーの一つの転換期だったと言えます。


今でこそ日本はワールドカップの常連になりましたが、2002年まではそれほどではなかったです。当時の日本代表は、中東のサウジアラビアやイラクなどに比べて実力としても負けていました。しかし2002年のワールドカップで結果を残したことで、アジアを引っ張っていく意識に変わりました。

 

ヨーロッパへ多くの選手が移籍した
Jリーグで育った日本人選手が、さらなる成長を求めてヨーロッパのクラブへと移籍していきます。2002年日韓のときも、ヨーロッパでプレーしている選手はいましたが、その後多くの選手が移籍していきました。

 

2002年の日本代表を見ると、当時ヨーロッパでプレーしていた選手は23人中、4人しかいませんでした(中田、稲本、小野、川口)。この頃に海外でプレーしていたのは、Jリーグでも、日本代表でもトップで実力を発揮している選手だけでした。

 

しかし2014年ブラジル大会の日本代表を見ると、23人中、12人もヨーロッパでプレーしている選手がいました。実に半分も海外でプレーしている選手になります。

 

2002年のときはベスト16で、2014年はグループリーグ敗退を考えると、海外組が多ければいいと言うわけではないかもしれませんが、選手の層の厚さや底上げにはなります。そのため個人の能力を伸ばすためには、ヨーロッパでプレーすることが大事になってきます。

 

ブラジル代表もあれだけ海外でプレーしている選手が多いのに、未だに国内組も何人か入っているところを見ると、日本代表も23人全てが海外組になることはないかもしれないですが、海外でプレーする選手の数はどんどん増えてくるはずです。

 

そうなると日本代表に入ることも大変になってきて、競争が生まれることで、さらにレベルアップしていくことになります。2002年ワールドカップは15年前にありましたが、当時小学生だった子どもが、今では20歳を超えています。現在もサッカーを続けている人なら、少なからず影響を受けています。

 

 

スタジアムが多く建設された
日韓ワールドカップのタイミングで、多くのスタジアムが建設されました。現在では日本代表やJリーグなどで当たり前に使われているスタジアムは、この日韓ワールドカップがきっかけで建設したものが多いです。

 

意外にもサッカーの聖地と言われている国立競技場は、ワールドカップでは使われていません。ワールドカップで使用するためには、会場全体の2/3は屋根がないといけない決まりがあるからです。既存のスタジアムが使用できると、予算として楽なのですが、基準が厳しいため仕方ありません。

 

ワールドカップのために建てられたのは、埼玉スタジアム2002があります。現在でも日本代表や地元の浦和レッズの試合でも行われている、日本最大のサッカー専用スタジアムです。名前に2002が入っていますが、このスタジアムもワールドカップのために建てられました。

 

その他だと、野球やライブで使われている札幌ドームもワールドカップに合わせて完成したものです。屋根があり、用途が多く使えるのが魅力です。現在は野球の日本ハムファイターズがホームとして使用しています。


地方にも多くのスタジアムが建てられ、新潟スタジアム、神戸ウイングスタジアム、大分スタジアムなど地方にも、大きなスタジアムが建てられました。収容人数が最低でも40,000人は必要になってくるため、どれもかなり大きいです。スタジアムを建てたはいいですが、その後の管理の問題もあります。維持管理費でお金がかかるため、地方は厳しいのが今後の課題です。

 

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