チームでの出場機会が選出を左右する
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チームでの出場機会が選出を左右する

 

日本代表に選ばれるために、絶対に必要なのが、サッカー選手としての能力です。これがなければ招集されないのは当然です。しかしそれだけでは足りません。それは所属チームでコンスタントに試合に出場していることです。

 

サッカー選手である以上、所属チームで試合に出場することは当たり前に思うかもしれないが、決してそうとは言い切れません。もちろんJリーグで日本代表に選ばれる選手は、間違いなくレギュラークラスです。毎試合出場しています。問題なのはヨーロッパでプレーしている選手です。


自分自身のレベルアップのためにヨーロッパに移籍する選手は多いです。もちろん個人としてのレベルアップは大切なことですが、レギュラー争いに敗れて、ベンチ入りが続いていると、試合勘を取り戻すのに時間がかかってしまいます。そうすると代表監督は招集しないことがあります。

 

同じ日本代表でも、レギュラークラスで必ず毎回呼ばれる選手と、当落線上にいて呼ばれたり呼ばれなかったりする選手に分かれます。レギュラークラスであれば、所属チームで試合に出場していなくても、日本代表に呼ばれることが多いです。例えば本田圭佑選手や香川真司選手などです。

 

しかし当落線上の選手だと、試合に出場しないと呼ばれなくなります。特に攻撃の選手は、層が厚いため、他に良い選手がいっぱいいます。代表監督が呼びたくても、人数制限の関係で呼ばないことがあります。そんなときには、今試合に出場していない選手を外して、新しい選手を呼ぶことになります。

 

 

実際に日本代表を外された選手
それまで日本代表では不動のレギュラーだった1人、GKの川島永嗣選手が、2015年にベルギーのリエージュというチームを退団することになりました。ですが次の移籍先が決まっていなかったため、無所属となりました。


Jリーグに復帰する道もあったとは思いますが、ヨーロッパに残ることにこだわり、次のスコットランドのチームが決まるまで半年間かかりました。その間は無所属ということで、日本代表からも外されてしまいました。

 

所属チームが決まってからは、日本代表に復帰しましたが、これまでのように不動のレギュラーではなくなりました。日本代表では層が厚いため、その選手がいなくなれば、新しい選手が入ってきます。このように常に競争があります。

 

またハリルホジッチ監督の下で、常に日本代表の試合に出場していた宇佐美貴史選手も日本代表から外されました。2016年夏にガンバ大阪からドイツのチームに移籍したのですが、試合には全く出場することなく、ベンチ入りの日々でした。


そして2016年11月のサウジアラビア戦で、ついに日本代表に呼ばれませんでした。理由は全く試合に出場していないからです。ハリルホジッチ監督が公言していた通り、所属チームで試合に出場していないため、呼ばれなくなったのです。

 

Jリーグからヨーロッパに移籍することは、そういったリスクもあります。特にワールドカップ前での移籍は悩ましいところです。ヨーロッパでは、レギュラーが確約されていないため、レベルアップのつもりで移籍したつもりが、結果的に代表落ちする可能性もあります。日本代表に選出されるためには、常に所属チームで試合に出場していなければなりません。

 

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