Jリーグ

J1の基礎知識|大会方式やスケジュール

日本のプロサッカーリーグであるJリーグは、現在3部制になっています。

その中でも最も高いレベルにあるのがJ1です!

『Jリーグ=J1』というイメージを持っている方も多く、日本で最も注目を集めるサッカーリーグです。

そこで今回は、J1の大会方式やルールについて見ていきましょう。

パンダモくん
パンダモくん
J1には日本代表選手も多くいて有名チームもいっぱい!時々テレビでも放映されてるよ!
そもそもJリーグって何?|日本サッカーのピラミッド構造日本でサッカーの試合を観るというと、まず思い浮かぶのがJリーグです。 日本におけるプロサッカーリーグであるJリーグは、設立から25...
スポンサーリンク

J1の大会ルール

まずJ1は、1年間を通して行われるリーグ戦です。

参加する18チームが、ホーム&アウェイによる総当たり戦で戦います。

  • ホーム(自分のスタジアム):17試合
  • アウェイ(相手のスタジアム):17試合

そのため合計すると、1年間で34試合を行うことになります。

そして毎試合結果によって各チームに勝ち点が与えられます。

  • 勝ち:3点
  • 引き分け:1点
  • 負け:0点

同点でも延長戦はないため、90分終わってそのまま引き分けとして終了します。

そして1年間34試合を行って、最も多く勝ち点を取ったチームがJ1優勝となります!

パンダモくん
パンダモくん
プロ野球やアメリカみたいにプレーオフとかはないよ!だからシンプルに勝ち点を取るだけ!
スポンサーリンク

Jリーグの試合は週末が多い

毎年少しずつスケジュールが変わるものの、だいたい3月頃に開幕して11月頃に閉幕します。

これを春秋制と言います。

ちなみにヨーロッパでは反対に、9月に開幕して5月に閉幕するため、秋春制を採用しています。

ヨーロッパサッカーの年間スケジュールをゼロから説明するよ!日本のJリーグは、毎年3月頃に開幕して11月ごろまでシーズンが続きます。 しかしヨーロッパサッカーは日本と全く異なるスケジュールで...

そしてシーズン期間中はほぼ毎週Jリーグの試合が組まれることになります。

またJリーグの試合は、基本的に土曜・日曜のどちらかに組まれることが多いです。

これは土曜や日曜に開催した方が、集客面で高い効果があるからです。

パンダモくん
パンダモくん
試合開始時間は14時からだったり、16時だったり、19時だったり!試合によって変わるよ!

ちなみに2018年からは、Jリーグを独占配信しているDAZNの要請によって、金曜日の夜にも試合が組まれることが増えています。

当初はJリーグ側も否定的だったのですが、今では『フライデーナイトJリーグ』としてファンに浸透しています。

シーズンが中断されることがある

基本的には3月頃にJリーグが開幕したら、ほぼ毎週試合が組まれることになります。

ただし2018年は、シーズン途中でJリーグの試合がストップすることになりました。

  • 2018年シーズン:5月11日〜7月17日は中断
  • 2019年シーズン:ほぼ中断期間なし

その理由はワールドカップが開催されたからです。

ワールドカップがある年には、Jリーグは変則的なスケジュールが組まれます。

ちなみに2019年は、6月14日から7月7日にかけてコパアメリカ(南米選手権)が開催されました。

日本代表も招待国として出場したものの、このときにはJリーグが中断されませんでした。

  • ワールドカップ:日本サッカーが総力を挙げて戦う
  • コパアメリカ:招待国としての参加であり重要視しない

Jリーグ側の認識に、このような違いがあったのかもしれません。

そのため多くのJリーグのチームは、コパアメリカで選手を日本代表へ送ることを嫌がり始めました。

「うちのクラブは主力選手を出したくないな。だってJリーグが中断されないなら不利になるからね」

Jリーグのクラブはどこもこのように考えていたため、コパアメリカではベストな日本代表を選ぶことができませんでした。

コパアメリカはあくまでも招待国だったというのもありますが、ワールドカップ期間はJリーグも一丸となって日本代表を応援することになります。

パンダモくん
パンダモくん
2020年は東京オリンピック期間が中断されるよ!ボクもオリンピック見たいからありがたい〜
スポンサーリンク

1ステージ制と2ステージ制

現在のJリーグでは、1年間を通して勝ち点で競う1ステージ制です。

しかし過去には、1年間を2回に分けて戦う2ステージ制が採用されていたときもありました。

2ステージ制とは、17試合ごと(前期と後期)に優勝チームを決定する方法。そして最後にそれぞれの優勝チームが対戦して年間チャンピオンを決める。

結局のところ、1ステージ制も2ステージ制も勝ち点で競い合うことには変わりありません。

「それなら別に1年間を2ステージに分けなくても、1年を通して優勝を決めればいいのでは?」

今であればこのように思ってしまいますが、2ステージ制を採用していたのには理由がありました。

2ステージ制の採用理由:優勝争いを年2回と年間チャンピオン決定戦を生み出すことで盛り上がりを多く作るため

かつてのJリーグは、集客面やメディアからの注目を集めるために苦労していました。

そのため1年間により多くの見せ場を作ろうと考えたのが2ステージ制だったというわけです。

パンダモくん
パンダモくん
2015年や16年も2ステージ制だったんだ!意外と最近までやっていたんだよ〜

現在2ステージ制がなくなった理由

しかし2017年以降は、2ステージ制の議論がなくなってしまいました。

なぜならJリーグがDAZNと大型契約を締結したからです。

Jリーグは2017年に、DAZNと放映権料として10年で2100億円という大型契約を締結しました。

それまでJリーグを放送してきたスカパーが年間50億円程度だったとされているため、約4倍の金額です。

それと同時に、2ステージ制の存在意義がなくなってしまいました。

なぜなら2ステージ制を採用していたのは、少しでも盛り上げて注目を集め、収入を増やすことが目的だったからです。

そのため2017年以降は、1ステージ制で行われており、今後もそのまま続いていくものと思われます。

パンダモくん
パンダモくん
ちなみにヨーロッパサッカーは1ステージ制が主流!世界的に見ても1ステージ制が多いね!
スポンサーリンク

シーズン終盤の醍醐味

シーズンが終盤に近づき佳境に入ってくると、Jリーグがさらなる盛り上がりを見せることになります。

  • 優勝争い
  • 得点王争い

この2つは多くのメディアで取り上げられるため、Jリーグにおいて最も注目を集めます。

しかし最近のJリーグはそれだけではありません!

優勝や得点王以外にも、このような点に注目が集まります。

  1. ACL出場権争い
  2. J2への降格争い

それでは順番に説明していきます。

ACL出場権争い

J1で優勝するのは毎年1チームだけです。

またプレーオフもないため、シーズン終盤に勝ち点で逆転できないチームは優勝の可能性がなくなります。

そうすると選手もファンも、残り試合に対してモチベーションが低下してしまいます。

しかし優勝はダメでも、まだ頑張る理由があります。

それがAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権争いです!

AFCチャンピオンズリーグとは、日本、韓国、中国、中東のクラブチームが集まってアジアNo.1を決める大会

アジアカップが代表チームのNo.1を決める大会なら、ACLはクラブチームのN.1を決める大会です。

日本からこのACLに出場できるのが、前年のJリーグの1位〜3位に入ったチームです。

つまり優勝はムリでも、3位までになら入れる可能性が出てきます。

優勝争いが最も盛り上がるのは間違いありませんが、一方で優勝を逃した上位チームも最後まで諦めずに戦うことができます。

パンダモくん
パンダモくん
以前の日本はACLを軽視する傾向にあったんだ!でも最近日本がダメだから力を入れるようになったよ!

J2への降格争い

シーズン終盤になると、優勝も3位までに入ることも難しいチームが大半になります。

しかしこれらのチームもまた、シーズン最後まで気を抜くことができません。

なぜなら気を抜くとJ2に降格する可能性があるからです。

たとえ降格圏内に入っていなかったとしても、最後の数試合で一気に順位を落とす可能性もあります。

J2に降格すると、チームにとってこのようなデメリットがあります。

  • Jリーグからの分配金の減少
  • スポンサー収入の減少
  • 入場料収入の減少

もはやJ2降格はメリットが一切ありません!

そのためJ2に降格したチームのほとんどは、予算規模の縮小を迫られることになります。

さらに選手にとってもJ2降格には大きなデメリットがあります。

  • メディアへの露出が減る
  • 年俸がダウンする
  • 日本代表への道が遠くなる

このようなデメリットが多いからこそ、Jリーグのどのチームもなんとか降格を避けようと最後まで戦っています。

パンダモくん
パンダモくん
一度J2に降格すると簡単には上がれないんだ!22チームもあって競争が激しいからね!