ヨーロッパサッカーの移籍期間
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ヨーロッパサッカーの移籍期間

 

ヨーロッパのチームは、全てUEFAの傘下になります。そのためクラブが新たに選手を獲得するときには、ヨーロッパで統一のルールがあります。それは選手を獲得できる期間が決まっていることです。

 

獲得は1年中認められているわけではありません。ヨーロッパでは、夏と冬に1回ずつ、年に2回の獲得できる期間があります。夏の移籍期間は7月1日から8月31日までの2ヶ月間で、冬の移籍期間は1月1日から1月31日までの1ヶ月間だけです。

 

ヨーロッパのシーズンは秋春制となります。そのため8月下旬に開幕して、5月頃にはシーズンが終わります。その後シーズンオフとなり、選手は長期間のバカンスに出かけます。しかしクラブにとっては、ここからが大事な時期です。次のシーズンに向けて、新たに選手を獲得する必要があります。

 

シーズン開始は8月下旬からですが、その前にトレーニングキャンプ、練習試合などがあるため、チームは7月頃から始動します。そこでシーズンが終わった6月頃から、獲得したい選手との交渉を始めます。交渉すること自体は、期間を問わず自由にできます。

 

獲得したいチームは、まず所属チームにオファーを出します。そこで獲得するための移籍金を決めることになります。さらに選手との契約交渉も行い、所属チーム、選手の両方と話がまとまれば移籍成立です。

 

早ければ6月には、公式サイトなどで移籍を発表することもあります。ただし移籍できるのは、7月と8月の2ヶ月間になるため、新たに獲得した選手は、7月1日に新チームへと移籍することになります。

 

夏の移籍期間は8月31日までありますが、8月下旬からはシーズンが始まってしまいます。そのためチームとしては、なるべく7月上旬頃など早めに獲得して、チームに馴染ませたいと考えます。どんなに優れた選手でも、移籍してすぐには適応できないからです。

 

 

駆け込み移籍もある
夏の移籍期間が2ヶ月あるうち、7月上旬に移籍が決定することが多いです。しかし締切ギリギリの8月末にも駆け込みで、移籍が成立することがよくあります。これを逃すと1月まで選手の獲得ができないため、最後まで交渉を続けます。

 

両チームと選手で移籍が成立しても、UEFAに認めてもらわなければなりません。そこでギリギリで間に合わず破断することもあります。マンチェスターユナイテッドのゴールキーパーのデヘアと、レアルマドリードのケイラーナバスが、締切ギリギリでのトレードが成立しました。

 

しかしトレードが成立したことをFAXするのですが、書類に不備があり、結局移籍が破談になってしまいました。こういったことが起こると、本人達は移籍するつもりでいたため、モチベーションの低下につながります。

 

長友佑都選手は、セリエAのチェゼーナに在籍していたのですが、冬の移籍期間の最終日である1月31日に駆け込みで、インテルへの移籍が成立しました。土壇場での獲得オファーで、急いでメディカルチェックを行い、移籍が成立したのです。この移籍ですが、予想外の出来事だったため日本中が驚きました。

 

長友選手が移籍した、冬の期間も重要です。冬は1月の1ヶ月間だけが認められています。大型の移籍案件は、シーズン開幕前の夏に集中しますが、冬の場合は、即戦力での補強が多いです。

 

例えばケガをして長期欠場したレギュラーがいる場合や、夏に獲得した新戦力が期待外れなどで、そのポジションに新たに選手を獲得したいときなどは、冬の移籍期間を利用します。

 

ただし各チーム選手獲得のための予算組みをするのですが、たいてい夏の移籍期間で使い果たします。そのためシーズンが終わるまでの、半年間のレンタル移籍もあります。冬の移籍ではビッグネームが少ないです。クラブもシーズン中に、主力選手を放出したいとは思わないからです。

 

ちなみに獲得できる期間は決まっているのですが、選手の放出はいつでもできます。例えば3月になって、Jリーグのチームが、ヨーロッパに所属する選手に獲得オファーをした場合、Jリーグだと3月は移籍期間になるため、放出しても問題ありません。つまり獲得するチームの移籍期間次第だということです。

 

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