プレミアリーグ(イングランド)
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プレミアリーグ(イングランド)

 

イングランドのプレミアリーグは、スペインと並ぶほどの世界最高峰リーグです。リーガエスパニョーラの場合は、バルセロナとレアルマドリードの完全な2強状態ですが、プレミアリーグは、ヨーロッパで一番競争が激しいリーグになります。


リーグ全体のレベルが高く、優勝を争うチームは、6〜7チームもあります。そういう意味で言えば、優勝が一番難しいリーグと言っても過言ではありません。また強いチームが多いため、好カードも多いです。そのためプレミアリーグは世界的な人気があります。

 

90年代はマンチェスターユナイテッド、アーセナル、リバプールの3チームが強かったです。大きく変わったのは、2000年代に入りオイルマネーが入ってきました。ロシアの大富豪アブラモビッチが、2003年にチェルシーを買収、さらに2008年にはUAEの投資グループが、マンチェスターシティを買収しました。

 

そこから両チームとも、オーナーのポケットマネーで選手を大量に獲得して強くしていきました。毎年3チームをメインで争っていた優勝が、オイルマネーにより2チームが加わり、現在では5チームで争っています。少しでも気をぬくと、一気に優勝争いから脱落してしまいます。

 

またチャンピオンズリーグ出場権は、上位4チームまでにしか与えられないため、5チームのうち必然的に1チームは出場できないことになります。実際に16-17シーズンでは、チェルシー、マンチェスターユナイテッド、リバプールが出場できませんでした。

 

代わりに出場権を獲得したのは、トッテナムです。5強には実力で劣るものの、ヨーロッパでもかなりのタレントが揃っています。プレミアリーグにいると目立ちませんが、もしセリエAだったら、ユベントスを脅かすほどの実力はあります。

 

5強に加えて、トットナムを入れた6チームで、プレミアリーグの優勝を争っています。リーグ戦のレベルがかなり高いため、強豪チームと戦ったと思えば、またすぐに強豪チームとの対戦があります。

 

ちなみに16-17シーズンのチャンピオンズリーグに出場したのは、トットナム、マンチェスターシティ、アーセナルとあと一つはレスターシティです。2016年にレスターシティが奇跡の優勝を果たしました。岡崎慎司選手も所属していて、優勝に大きく貢献しました。

 

本来なら降格圏にいてもおかしくはないレスターが、プレミアリーグに優勝するとは、世界中で誰もいませんでした。奇跡が起きたため、もう一度優勝することはありませんが、一度でも優勝したことはすごいことです。そのため16-17シーズンは、レスターがチャンピオンズリーグに出場しています。

 

 

外国人が多いプレミアリーグ
プレミアリーグは、世界中から選手が集まってきます。そのためタレントは豊富です。特に外国人枠がないため、外国人が多いリーグです。代わりに就労ビザを取得しなければなりませんが、代表クラスであれば、ビザがもらえます。ビザさえ取得できれば誰でもプレーできるため、外国人が増えた分、イングランド選手が少なくなっています。

 

アーセナルが一時期、スタメン11人の中にイングランド人が1人もいなかったことがありました。それに対して多くの批判を浴びたのですが、クラブは自分のチームを強くすることしか考えていないため、外国人が増えていくのもやむを得ないと言えます。

 

その結果、プレミアリーグは世界最高峰のリーグなのに、イングランド代表が育っていないのです。このままではまずいと、プレミアリーグではホームグロウンルールを導入しました。登録選手25名のうち、8名は自国で育った選手、そのうち4名は自クラブで育った選手でなければならないルールです。

 

それによりイングランド選手の価値が、どんどん上がっています。もし25名のうち、イングランド選手がいなければ17名しか登録できません。スタメン11名、ベンチ入り7名で、1試合18名は必要なので、これではシーズンを乗り切れません。

 

そこでどのチームも、イングランド選手を欲しがっています。そのためイングランド選手の価値が上がり、獲得するためには高額な移籍金が必要になっています。イングランド代表であれば、数十億円は当たり前の世界です。

 

なぜこれほどまで価値が上がるのかというと、プレミアリーグには豊富な資金があるからです。世界でも人気のプレミアリーグは、放映権料も世界一です。3年間で1兆円を超える契約をしているため、それが各クラブは資金力が豊富だというわけです。

 

JリーグがDAZNと10年間で2,100億円の契約としては話題になりましたが、プレミアリーグの足元にも及びません。プレミアリーグが成長して、クラブも強くなりましたが、その反面イングランド代表が育っていないのは皮肉な話です。

 

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